殺人鬼と宇宙人とうさぎ。

Monthly Archives: 2月 2010

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ホステル(2005/アメリカ)

ホステル 無修正版 コレクターズ・エディション [DVD]
ホステル 無修正版 コレクターズ・エディション [DVD]
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アメリカ人大学生のジョッシュ(デレク・リチャードソン)とパクストン(ジェイ・ヘルナンデス)は、バックパックを背負ってヨーロッパを旅していた。スロバキアのブラティスラバには男が求める快楽を満たしてくれる夢のようなホステルがあると聞いた彼らは、早速途中で仲間になったオリー(エイゾール・グジョンソン)とホステルのある町に向かうが……。


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スロバキアの町は本当に美しく、上から見ると赤煉瓦の屋根が童話の世界のよう。
こんなに美しいのに、裏で人身売買や暴力や死がうごめいていることに対して妙なリアリティを感じてしまうのが悲しいやら驚くやら。
これがアメリカやイギリス舞台だと「いやいやいやwww」って笑われておしまいなんだろうけど。

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『一人ずつ消えていく』ってのはホラー映画の王道中の王道なんだけど、この映画の場合はその人の存在が根底から消えてしまうのが怖かったなあ。
なんたって国ぐるみでやってるだけあって隠蔽隠蔽更に隠蔽…の世界だし、周囲敵だらけ。警察はおろか、そのへんの町人でさえ信用できないレベル。

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この作品に限ったことではないけど、明らかに日本人じゃない役者を日本人として出すのはどういう理由があって?
どうせ作中では『アジア人』としてひとくくりにされてるんだから普通にチャイニーズ設定でええやん。
(中の人が中国系なのかどうかは知らない)

この子を助けるため、一度は脱出した拷問館に戻ることになる主人公。
顔見知り程度の他人を助けるためにそこまでするか?という意見はもっともだと思う。
私も一度目に観た時は同じ事を考えました。「バカーー!!」とさえ思いましたとも。
でも昔、幼い女の子が川で溺れている所に遭遇したものの力及ばず助けられなかった…という過去があることを考えれば、「今度こそ」という思いが働いたとしてもおかしくはないかな。

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素人がレザフェごっこは危険と身をもって教えてくれるオッサン。
オッサンちょっと可哀相だったよね…

この映画の怖さは、その残虐さよりはむしろ見知らぬ土地に放り出される心細さにこそ垣間見えます。
美しいけれど馴染みのない町、人、空気、言葉。
そんな中では何が起こってもおかしくないと思えてしまう。

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クリムゾン・リバー(2000/フランス)

クリムゾン・リバー デラックス版 [DVD]
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フランス・アルプスの大学街ゲルノンでバラバラに切断された裸の死体が胎児のような格好で発見された。この奇妙な事件の捜査に派遣されたのは、元特殊捜査部隊のニーマンス刑事。同じ頃、フランスの田舎町ザルザックでは、子供の墓が荒らされという事件が多発していた。捜査にはマックス駐在員があたっていた。やがて、このふたつの事件を繋ぐ驚愕の事実が浮かび上がる。そして二人の刑事は雪深いアルプス山脈へと向かうことに……。


セブンとかSAW系のグロ死体が出てきてそっちばっかに気を取られてたら実は複雑に入り組んだシナリオで、1回見ただけでは全容がよくわかりませんでした。
なので!皆様はしっかり集中して視聴することをオススメします!

タイトルのクリムゾン・リバー=深紅の血、とは完璧なる民族の血のこと。
優れた血を計算的にかけあわせ、『強靭な肉体と優れた知性』を兼ね合わせた優れた民族を作り上げる計画。

そしてその計画が綿々と受け継がれているのが、山脈のふもとに建つ歴史ある大学。
大学内では昔からエリート同士の家系をかけあわせて“心身ともにより優れたエリート”を作り出してきたのだけど、近親婚を重ねるにつれ先天的な奇形や疾患を持つ子供が多く産まれるようになっていたというのがポイント。

最初はどことなくオカルティックな空気だったのが、捜査が進むにつれ別の顔を見せ始めるのが面白かった。
あたかもガラスで出来た細い糸がぴんと張りつめているかのような、どうしようもない不安感が全編にわたって漂っています。
閉鎖的な舞台と閉鎖的な人々の組み合わせが余計にこちらの警戒感をかきたててくれるような。

フランス映画の情緒を残しつつもハリウッドナイズされた映画で、(フランス映画が苦手な)私的にはとっつきやすかった。
ただ、世界観の全容をすべて説明するには時間が足りなかったと見え、視聴者が完全な受け身では「???」ばかりになりそうな程度には説明が乏しいです。
ああいうことかな?こういう背景かな?と自らの想像力と推理力で間を埋めていかないとちょっと厳しい。

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アンボーン(2009/アメリカ)

アンボーン [DVD]
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女子大生のケイシーはある日、不吉な夢を見た。同じ頃、ベビーシッターをしている家の子供が突然暴れ出し、意味不明な言葉を叫んだ!「ジャンビーは生まれたい」。この日から次々と不気味な出来事が彼女に起こり始める。瞳が変色して病院に行くと、それは双子が罹る病気で、実は彼女には母の体内で死んだ双子の兄ジャンピーがいたことが分かる。母の遺品を手掛かりにソフィという老婆を訪ねたケイシーは、全ての惨事は、かつてソフィの双子の兄に取り憑いた悪霊が復活するために起きていることを知る…。そう語ったソフィも無惨な死を遂げてしまう。何とか復活を阻もうと、ケイシーは悪魔払いの儀式に臨むが・・・!


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異変が起こって→しばらく放置して→原因探して→原因突き止めて→悪魔払いの方法探して→やっと行動へ…
という全体的に説明臭い流れが退屈に思えた。
これは『謎を追求する映画』でも『どんでん返しを楽しむ映画』でもなく、戦うヒロインを眺める映画です。
敵の正体は序盤で判明するし、倒す方法も分かってる。ただの女子大生が悪霊という計り知れない強敵にいかにして立ち向かうのか…そういう話。

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それでも主人公と一緒に怖がれるようならもっと面白かったと思うのですが、ホラーというよりはむしろ神秘的orシュールに思える映像が延々と続くばかりではそれも難しい。
怖がってるのは主人公一人じゃないかな、とちょっと置いてけぼりの気分。
しかも怖がる演技があんまり上手じゃないんですよ。美人なんだけどね…

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こんなんむしろ噴くだろう。
なんだよその妙にフレンドリーな感じの手は。

悪霊さんは人間の身体を乗っ取ることでこの世に戻ってきたいと考えているらしいのですが、ケイシーのお腹の中の子供を狙わなくても、誰にでも取り憑けるんだからその辺にいる子供で妥協しとけば?と思う。


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後半になって物語が破綻してくるようになるとハデな映像でごまかしてねじ伏せてしまおうって考えるのはハリウッドの悪い癖。
そもそも、悪霊に物理的な力の強さを求めてる層がどれだけいるのか?
そりゃあね、クリーチャーや殺人鬼なんかだったら、人間がちょっと太刀打ちできないくらいに腕っ節が強い方が展開が引き締まっていいと思うんだけど。
幽霊にプロレス的な攻撃方法は求めてないよ!

制作にあのマイケル・ベイが噛んでて、脚本・監督が『フレディVSジェイソン』『ブレイド2』『ブレイド3』の人、更に『テキサス・チェーンソー』『13日の金曜日』制作に関わった人たちが集まっちゃったとくれば、このゴリ押し展開もしょうがない…のか?

でも多分この人たち、オカルトホラーに向いてない。
古今東西ありとあらゆる既存作品からちょこちょこアイディアを拝借してあるのを見るに、本人たちにも自覚はあるんじゃない?と思うけど…。
特に首を180度回すのがお気に入りらしいんだけど、今さらそれはないわ。

「まあこんな感じでいいか」と投げやり感漂うオチもいまいち。
このテの映画がすっきり終わらないのは今に始まったことじゃないけどさー

なんというか、オカルト好きな人にこそ勧めにくいオカルト映画です。

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ファイナル・デスティネーション(2000/アメリカ)

ファイナル・デスティネーション [DVD]
ファイナル・デスティネーション [DVD]
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飛行機が大爆発する夢を見て、修学旅行に旅立つ前の飛行機から逃げ出したアレックスと6人のクラスメート。だが、彼らに次々と“死”の恐怖が襲い掛かり…。


一度観たら忘れられなくなるくらいに強烈なインパクトを持った映画じゃないかと思います。
どこかで「ピタゴラスイッチ+デスノート」とレビューされているのを見ましたが、これほどこの作品をうまく表現している言葉は他にないな。

個人的にはトッドの首吊りシーンがキツすぎて、毎回目を逸らしたくなります。
スプラッタ系は割と平気なタイプなんですが、ああいうシンプルなのは…なんと言うか内蔵がぎゅうううってなります。
目が真っ赤に充血するところがもう…なんか…もう…。

1はラストが秀逸。 
「じゃ、その次は?!」→どーん

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28日後…(2002/イギリス)

28日後... (特別編) [DVD]
28日後… (特別編) [DVD]
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交通事故による昏睡から目覚めたジムは、病院はおろか街全体から人が消えたロンドンをさまよう。
28日間で広まったウイルスによって感染者は凶暴化し、非感染者たちはロンドンから脱出していたのだ。ジムは、感染者の攻撃をかいくぐりながら、わずかに残された非感染者とともに安全な場所を目指す。


ゾンビ映画のくくりに入れられていることが多いですが、本作の感染者はゾンビではないですね。
猛ダッシュで人間を襲う感染者の恐怖はもとより、非感染者の恐ろしさをも徹底的に追及した真面目な映画だと感じました。
また、ハリウッド映画にはない独特の映像美と音楽の調和が素晴らしい作品でもあります。
無人のスーパーマーケットでお買い物をするシーンが好きだな。

いくつかエンディングがありますが、個人的には劇場公開版が一番イイ!
最初の「Hello?」をこういうカタチでもってくるかー、と感心したし、Hel…まで見えた時は何の疑いもなくHelpだと思った言葉が実はHelloだったところに不思議な感動を覚えた。
この手の映画でこういった未来性を感じるエンディングはほとんどないので新鮮ですね。

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ヴァン・ヘルシング(2004/アメリカ)

ヴァン・ヘルシング [DVD]
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19世紀、ヨーロッパ。夜の闇にモンスターの影がうごめいていた時代。ローマ・バチカンの秘密組織から命を受け、そのモンスターを狩る男がいた。男の名はヴァン・ヘルシング(ヒュー・ジャックマン)。彼の行く先々には必ず死体が残された。モンスターであることから開放された人間の死体が。ヘルシングはそのために各地でお尋ね者となり、また一方では謎に包まれた境遇から、聖者とも呼ばれた。しかし、果たして彼が本当は何者であるのか、それは彼自身ですら分からない。過去の記憶の一切を失ったヘルシングは、その答えを探して、戦いと冒険の日々を続けているのだった。


世界観がすごく好き。仮面舞踏会のシーンで鼻血噴くかと思いました。う、美しい…!!!
あと武器がいちいちRPG的なかっこよさでわくわくします。中二病心をくすぐられるぜ…。
主人公達の衣装もRPGっぽくて中二病心をry
アナの服が特にイイ!ふわっとしたブラウスにかっちりしたショートコルセットとか…よくわかってるな!

ストーリーは二の次で世界観を愛でつつアクションシーン目当てで見るくらいがちょうどいいです。
なにせアクションは全体的に派手ですごくかっこいいと思うんだ。子供向けと言われれば、確かにそんな感じかも。
でもかる〜く見られるので疲れないし、私はこういうノリは好きです。
癒し…ギャグ?要員のカールといい、そもそも気負わず見られる映画を作ろうと思って作られてると思うんですよね!
うん、カールは本当にいいキャラしてたw

それと、吸血鬼のお姉さんがた(人間Ver)が美しすぎるー。マリーシュカが早々に退場してしまって残念だった。
それにしてもヒュー・ジャックマンは長髪が似合わんなあ…。

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アイデンティティー(2003/アメリカ)

アイデンティティー [Blu-ray]
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天を突いたような豪雨の夜、寂れた街道で交通事故が起こる。加害者のエド(ジョン・キューザック)は、近隣のモーテルに救援を求めるが、豪雨で電話は不通。道路も冠水し、行く手を阻まれてしまう。やむなくエドはモーテルに引き返し、天候の回復を待つ。モーテルに集ったのは、同じように立ち往生した10名の男女。女優と運転手、娼婦、新婚夫婦、囚人と刑事…。互いに見ず知らずの彼らは、それぞれが何か秘密を抱えているようだった。やがて彼らは雨に閉ざされたモーテルで、1人また1人と謎の死を遂げてゆく。


精神科医が診察時に録音したテープを聞いている。
「階段を上っていたら、また出会った。姿のない人に。そこにはいない人に。どうか、どうか僕の前から消えてくれ――」
「どこで覚えた? 今の詩だよ」
「俺が作った。子供の頃に」
声の主は連続殺人犯で、明日に死刑が執行される事になっていた。
しかし弁護側は彼が解離性同一性障害であることを理由に責任能力の欠如を主張、再審理を要求してきた。
そして未曾有の大雨の中、囚人の再尋問が始まる。

場面は変わり、とあるモーテルの中。
その寂れたモーテルには大雨により立ち往生した男女10名が集っていた。
陸の孤島と化した建物の中、彼らは一人ずつ殺されていくのだが、あまりに不可思議な殺人が続いてこれは本当に人間による連続殺人なのかと訝る声も上がる。
そしてまるでそれを裏付けるかのように7体の死体がこつ然と消えてしまい……。
いったいこの作品の本質は何なのか?どこへ着地しようとしているのか? 最後まで読ませない展開が続いて、終始退屈しません。

解離性同一性障害というキーワードだけでピンとくる人もあるかも。
そして、あなたの推理は正しいです。しかしそれでもこの映画の面白さが削がれるような事は一つもないと請け負います。
なぜならこの作品にはまだまだたくさんの「秘密」が隠されているから。

マルコムの過去を鑑みると、殺人を犯した人格が「あれ」だったというのにも納得がいく。本当に隅から隅までよく練られた脚本だなあ。

どんでん返し系は趣向に凝りすぎて2回、3回と見ないと意味が分からない事もありますが、これは1回目でバシッと理解出来るので気持ちいいです。
まさにシンプルかつ斬新なアイディア!

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パーフェクト・クリーチャー(2006/ニュージーランド、イギリス)

パーフェクト・クリーチャー [DVD]
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人類とヴァンパイアが共存している世界。ある時、突然変異によって人類を襲う新種の凶悪なヴァンパイアが誕生し、人間を無差別に襲い始める。新種ヴァンパイアを捕獲しようと、人望あるヴァンパイア修道僧のサイラスは彼を追いつめていくのだが…。


吸血鬼と人間が共存しているという設定が好き。

私は序盤からもうにやにやしてしまいました。FFちっくな飛行船が…!!なにこれ最高じゃないですか!
時代設定も絶妙のさじ加減で、建物や服装を見てると近世あたりかなと思えます。でも現代か未来にも感じられるような不思議なSFファンタジー世界。
うん、ここはほんとに気に入った!こういう世界観のゲームやりたい。一日中町中を散策したい。
美術や映像(色使い)も妖しい雰囲気を醸し出していて、見せ方がうまいなーと感心。
明と暗の使い分けも好きです。血のねっとりとした色合いも。
ただ、ところどころに挟まるCGは残念な部類に入るかと…。
個人的には見られない程ではなかったですが、もう少しお金かけられなかったのかと思わずにはいられません。舞台設定がツボなだけに!

それから大切な事として、タイトルの「パーフェクトクリーチャー」が大暴れして人間を殺しまくるような展開を期待してはいけません。
パッケージの画と煽り文句「滅びよ、人類」も忘れましょう!ええ。
そのくらい、この作品は売り込む方向性を間違ってると思うんだ…。(評価が低いのもその所為だ、きっと)
なにせこの「パーフェクトクリーチャー」、人間を襲っているところを子供に目撃されてどうしたかって、逃げましたからね!それはもう一目散に。
あなた何なんですか…。
でもなんだかんだ言って、ハリウッド映画的な派手さやどどーんばばーんぎゃー!な展開を期待しなければ普通に面白いです。
オリジナリティのある設定と雰囲気作りの勝利かな。

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ブラック・ビートル(2001/アメリカ)

ブラック・ビートル [DVD]
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軍の特殊部隊にいるテッドの弟が謎の変死体で発見された。奇怪な傷跡、血中に残された高い毒素…。なんと一連の事件は、殺人マシーンとして人工的に作られた昆虫の仕業だった。

原題:THEY CRAWL

テッドの弟ビーンは真面目一辺倒の大学生。家族仲もいたって良好…だったはずが、半年ほど前から一人暮らしの家に引きこもり、外界との接触を断って暮らす『変人』と化していた。
そんなビーンが変死体で発見された。体中に奇妙な傷痕、血中に残された高い毒素の謎、そして内臓はすべて無くなっているという、まさに変死体としか呼びようのない状態で。

そこで浮かび上がってきたのがカルト教団の『トリリオン』。テッドはトリリオンの活動を調査し始める…
という感じの、サスペンスが主体の映画です。

軍事機密やなんやらが占める割合が多く、あまり昆虫パニック映画という感じはしません。
昆虫パニックとしてはまるでダメ、サスペンスとしては凡庸。
だけど無数のゴキブリが合体してキングゴキブリになる展開はものすごく意表をつかれて面白かったのでそこだけ高く評価したいと思う。

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ノウイング(2009/アメリカ)

ノウイング プレミアム・エディション [DVD]
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1959年、マサチューセッツ州レキシントンのとある小学校では創立記念日を迎えようとしていた。この小学校の生徒の一人、ルシンダの提案が評価され、みんなでタイムカプセルを埋めることになる。それぞれが思い思いに描いた『絵』をその中に閉じ込めて。50年後、それは予定通り掘り起こされた。この小学校に通う少年ケイレブは、不可解な数字で埋め尽くされた一枚の紙を持ち帰ってきた。彼の父親で宇宙物理学教授のジョンは、そこに記された数字の羅列が過去50年とこれから先に起きる未来の出来事を予言したものだと気づく。そして、紙の最後に書かれた数字は人類の存亡に関わるものだった。


一応ディザスターもののカテゴリに属するようですが、どちらかというとファイナルデスティネーション的なにおいがします。

地球のある太陽系によく似た恒星系の中で地球と同じような性質の惑星は1000万個ほど、高等生物がいる可能性のある惑星は400万個……なんて聞くとうわーってなりますね、うわーって。
この映画、「うわー」ってさせるのが上手いんです。
ルシンダだけに聞こえている無数のささやき声や、彼女自身の鬱々とした態度、そして紙にびっしりと書き込まれた無数の数字…など始まりから「うわー」って感じ。

お約束の『何を言っても信じてもらえない』に始まり『テロの容疑者扱いされてFBIに追われる』まで実にテンプレ通りながら緊迫感いっぱいに描かれており引き込まれる。
モキュメンタリー風の手ブレ満載なカメラもリアリティの面でいい感じの仕事してますし、CGもハイクオリティで鳥肌ものです。

ところがラストでいきなりズコーってなります。なるんです…
「ハイここで感動して!」みたいな押し付けがましさを感じる描写で逆に醒める。
それと何が後味悪いかって、数字の意味を解き明かしても結局人類は滅亡してしまうってことね。
新しいアダムとイヴを守るためだけに主人公はあんなに必死になってたのかと思うとやりきれない。

そんなこんなで最後は選ばれた二人がアダムとイヴになり新たな楽園を築く…という聖書に絡めた落とし方。
これは日本人に受けが悪いのも仕方ないと思う。
復活と繁栄のシンボルであるうさぎを出してくるところなんか細かいなーと感心はするけどキリスト教に通じてないと「……で?」で終わっちゃうよね。
結局、キリスト教徒のキリスト教徒によるキリスト教徒のための物語、か…

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