殺人鬼と宇宙人とうさぎ。

Monthly Archives: 8月 2010

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ハロウィン(1978/アメリカ)

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1963年10月31日のイリノイ州。6歳のマイケル・マイヤーズは実の姉を肉切り包丁で殺害した。そして月日は流れて1978年、ハロウィンの前夜。雨の中を、医者のルーミスの車が疾走していた。マイケルの担当医である彼はマイケルを精神病院から裁判所へ移送するために使わされたのだった。しかしルーミスが病院に着いた時、マイケルは素早く柵を越え、闇の中へと消えていった。マイケルは逃亡したのだ。はたして殺人鬼はどこへ向かったのか……?

1のマイケルはストイックで幽霊っぽくて、まさに『ハロウィンの怪物』って感じがします。
映画の演出自体も、殺人鬼モノというよりはオカルトホラーに近いように思う。

行動理念が読めない人間ほど怖いものはありませんが、マイケルにしても一体どういう理由で赤の他人を殺して回っているのかがまったく分からない。
(1の時点ではローリーが彼の妹だという設定はなかったはず)

叫び声で威嚇するわけでもなく、動きはノソノソだし取り立てて体が大きいというわけでもない。
彼はただじっと立ち尽くして、こちらを見ているだけ。足音すら立てずに、ただじっと。
だけどそれが怖い。
足し算的な怖さじゃなくて、引き算的な怖さをマイケルは持っているんだと思う。

昨今の量産型全速力ゾンビとか、十把一絡げな既視感バリバリ没個性殺人鬼には苦笑しか漏れない、という人でも、マイケルには『プロの怖さ』を感じるのではないでしょうか。
この静けさと透明さはやっぱりどこか幽霊に通じる部分がある。

日中に堂々と姿を現すし、車とか運転しちゃう(しかも上手い)にも関わらず、なぜか神秘的なオーラがあるのも不思議です。
考えれば考えるほどに奥深いマイケル・マイヤーズ…侮りがたし。

そんな彼だから、ラストも逃亡したと言うよりは『ハロウィンが終わったから“消えた”』と考える方がしっくりくるような。
パート2以降をまるっきり無視した解釈だけどね…(´∀`;)

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アナコンダ(1997/アメリカ)

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伝説のインディオ、シリシャマ族を求めて南米アマゾンに来た映画作家のテリーら撮影隊は、シリシャマ族を探している途中遭難していた密猟者・サローンを助ける。最初は温厚な態度をとっていたサローンだったが、巨大蛇アナコンダが現れるや否や本性を曝け出し、アナコンダ捕獲の目的遂行の為にテリー達を支配してしまう。テリー達はサローンとオオアナコンダの脅威から逃げ延びることは出来るのか…。


アナコンダさんはもちろん怖いさ。バリバリ怖いさ。
だけど道中トラブルで燃料を失ってしまうといったような、蛇以外の危機的状況の設定の巧みさにも注目したい。
真っ先に蛇の餌食になるのが、よりによって現地ガイド兼船長ってとこが徹底してる。絶望から更に絶望に突き落とす容赦のなさが素晴らしい。
そもそも舞台が息詰まるような湿度たっぷりのジャングル奥地って時点でもう…たまらないですね!
広大な自然というものはそれだけで恐ろしいと私は思う。

この映画の肝は『前門の蛇、後門の悪人』。…と言ってしまえば簡単ですが、この二つの要素のバランスを取るのは相当に難しい業ではないかと思うのです。
人だけが目立つようでは「これ何の映画?」となるし、逆に蛇だけが目立つようでも悪役キャラを投入した意味がなくなる。
その点この映画のバランス感覚は絶妙で、観ている者はまさに前後から追いつめられるかのような逃げ場のない緊迫感を覚えます。

ほんと、サローンさんはアナコンダと同じくらい怖い!
一行と合流してすぐは襲いかかってきた猪を倒したり、溺れたクルーを救うべく活躍したりと、ちょっと影と癖がある人物ながらも活躍をみせてくれるのですが、そればっかだとこの映画自体がただのほのぼの旅行記になってしまうので(笑)当然裏があるわけです。
実は彼はアナコンダを生け捕りにして一山当てる事だけを目標に生きており、そのためなら誰を殺しても何とも思わない男。
彼の中に渦巻く欲望は蛇よりなが~~くトグロを巻いているようです。
こんなとんでもない人物でありながらして、折に触れては聖書を引用するところがまた不気味なんですよね…

さすがに古い映画という事もあって合成はちょっとアレなものの、そのへんを差し置いても非常によく出来たアニマルパニックの金字塔である事に疑いの余地はないでしょう。

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デプス・ダウン(2006/アメリカ)

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果てしなく広がる海原に取り残された一隻の船で、乗船していた一人の男が船のマスターキーと非常用のボートと一緒に忽然と姿を消してしまう。ただ助けを待つしかなくなった船で、また異変が起こる。一人、また一人と姿を消していくのだった…。


カッコイイ鮫さんが映ってたので海洋パニックものかと思ったがそんな事はなかったぜ!
船内で起こる殺人事件、そしてその犯人は?というお話でした。
海上に取り残された船である限り犯人は乗客乗員の7人以外にあり得ない訳で、こういった密室系サスペンスは大好物のはずなのですがいかんせんテンポが悪すぎる。
残り1時間の時点で「まだあんのかよー早くオチ言って終われよー」な気持ちになる程度にはgdgdでした。
これを最後まで見た自分を褒めてやりたい。
シーン&角度によってトムが残念なトムクルーズに見えるのだけは面白かった。

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エスター(2009/アメリカ)

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子どもを流産で亡くしたケイト(ヴェラ・ファーミガ)とジョン(ピーター・サースガード)は悪夢とトラウマに苦しみ、夫婦関係も限界を迎えていた。以前の幸せな日々を取り戻そうとした彼らは養子を取ることに決め、地元の孤児院を訪問。そこで出会ったエスター(イザベル・ファーマン)という少女を養女として迎え入れる。


その神経がわからん!
…というのはもちろんエスターではなく主役夫婦に向けて。

まず夫婦が孤児を引き取りたがる理由がわからない。
すでに二人も可愛い子供がいるのにそのうえまだ欲しいと? その二人すら完璧に育てられているとは言えない状態なのに?
流産を経て二人の子供にいっそうの愛を注ぐのではなく、「私達には本来なら3人の子供がいるはずだったんだから死んだ子の代わりに1人引き取っちゃお☆」ってお前…そんないい加減な気持ちで……
なんで今いる二人に目を向けようとしないの?

流産した子にいつまでも執着しているケイトはエスターと同じくらい、いや、それを凌駕する勢いで気味が悪い。忘れないことと執着することは全然違うのに。
ダニエルとマックスに目を向けられないことからも彼女の臆病さと自己愛にあふれた性格が滲み出てるなーと思う。
「家族を大切にしなかった罰よ」と、エスターはケイトに言う。私はこの台詞に喝采を送りたくなった。

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6デイズ/7ナイツ(1998/アメリカ)

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ニューヨークの雑誌編集者モンロー(アン・ヘッシュ)は、南海でのバカンスを楽しもうとしていたところを上司に呼び戻されるが、セスナ機での帰途の途中暴風雨に遭い、パイロットのクイン(ハリソン・フォード)ともども無人島に不時着してしまう…。


二人の体力と気力と運の強さと生活能力の高さがうらやましいw

「その道具はいったいどっから出てきたんだ…?」とか細かいツッコミを始めるとキリがないですがオーソドックスなサバイバル映画といった感じで気楽に観られる。
ストーリーが平凡で頭を悩ませる部分がない分、魅力的な主役二人のやりとりを120パーセント楽しめますしね!

しかしこのラストは…映画的にはハッピーエンドなんでしょうけど、ひねくれ者の私としては「それ吊り橋効果もいいとこじゃね?」なんて思ってしまいます。
そういうラストまで含めて、いかにもアメリカ映画らしいアメリカ映画かな。

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ダンジョン&ドラゴン(2000/アメリカ)

魔法を操る貴族メイジが支配するイズメール王国では平民たちは奴隷のような扱いを受けていた。そんな国状を憂いた若き女王サヴィーナは自ら操るゴールデン・ドラゴンとともに、邪悪な宰相プロフィオンに立ち向かうのだが……。

原題:Dungeons & Dragons

主人公がなんとなくブレンダン・フレイザーぽい雰囲気。
そんな彼とヒロインの関係が縮まるタイミングがすごく唐突に感じてびっくりしました。
お互い惹かれるような場面、どっかにありましたっけ!?

なんか、一人一人のキャラクターはそこそこ魅力的なのにそれぞれの繋がりが薄いんですよね。
ついでに彼らがいる意味もあんまりない。
なぜなら全ての危機的状況はすべて主人公の腕力ゴリ押しだけで解決してしまうから。

原作ありきだからなのか?世界観の説明は不足気味に感じました。
貴族と平民の生活の違いとか、ドラゴンの立ち位置とか、杖の存在だとかがいまいちしっくりこなくて、話に入り込みづらい。
こういうファンタジー系は世界観の確立が一番大切だと思うんだけど。
衣装や小道具がいかにも安いのも痛いです。

ラストシーンくらいは魅せてくれるかと思ったけど中ボスのハゲはいきなり弱体化してるわ、ラスボスはただのアホだわ、ここにきてまでやっぱり問題の解決方法は主人公の特異性と腕力ゴリ押しだわでどうしようもない。

極めつけに、根拠の不明な生き返り展開(を示唆するラスト)も勘弁してください…。

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アメイジング・ワールド(2008/イギリス)

アメイジング・ワールド [DVD]
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アメイジング・ワールド 勇士の帰還 [DVD]
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亀の甲羅の上にいる4頭の像に支えられた円盤の上にある世界”ディスクワールド”。そのディスクワールドの危機を救うため、落ちこぼれ魔法使いのリンスウィンドと観光客のトゥーフラワーは、世界の果てを目指すが…。


これ前編後編でワンセットですからね!
片方だけ見るとブツ切りの終わりで訳わかりませんからね!

ディスクワールドという世界観がまず面白いと思う。いかにもファンタジー!という感じでわくわくv
ナチュラルにフシギアイテムがいっぱい出てきて楽しいー!!イギリスらしいファンタジーへのこだわりを感じます。
テレビ映画の割にセットもSFXもレベルが高くてびっくり。中世っぽい町並みのくすんだ色使いもきれいだし、音楽も楽しい&かっこよくていいですよー。

ただ魔法使いが頑として魔法を使わないのが残ね…いや、後編でしょぼいの使ってたか。
全体的に力が抜けていて、ぼけーっと見られて面白い。まったりファンタジー。
あとヒロインはまさかのカバン…(笑

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バリア(2005/カナダ、チェコ、イタリア、イギリス)

バリア [レンタル落ち] [DVD]
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足を踏み入れたことが全ての間違いの始まりだった。そこは脱出不能のエリア。目では全く確認することの出来ないバリアが外界と内界を隔てているのだった。
そのバリアに手をかざすと景色が歪む。さらに腕を奥に伸ばせば脱出できるような錯覚を与えるのだが、なんと自分の腕が自分に向かって伸びてくる。まるで三次元の鏡のように…。この理解不能な異空間ワールドから脱出する方法はあるのだろうかー!?



いかにして脱出をはかるか、バリアの正体は?そしてその原因は?というお話ではなく、非常時における人間の心理や変化を描いた映画です。
が、肝心の心理描写がヌルい、あまりにもヌルい。人間の怖さとか本性とか全く見えてこないので「で、なにがしたいの?」と思ってしまう。
誰か一人残るだのやっぱり置いていけないだのでもやっぱりryとかそんなことばっかりグダグダやられましても。
ラストギリギリまでひたすらそんなんを見せられるんだからたまらない。
大方予想はしてたけど終わり方も消化不良で、もー勘弁して…。

ところであの謎の男が必要なのはそういうルール(今回迷い込んだ人間と前回の人間を足して規定人数にしないといけない的なアレ)なのかと思ってましたが、出口を知ってるから必要だというだけなんですね。
じゃあ喧嘩してないでいろんなところから脱出を試みてれば良かったという事か…。それほど広い敷地でもなさそうだし。

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サラマンダー(2002/アメリカ、イギリス、アイルランド)

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現代のロンドン。地下鉄延長工事の現場から、太古の巨大竜、サラマンダーが眠りから目を覚ました。彼らは驚異的な速さで増殖し、20年後には人類を絶滅へと追い詰めていた。サラマンダーの目撃者であったクイン(クリスチャン・ベール)は、仲間とともに要塞に隠れるように暮らしていた。そこにアメリカからサラマンダーを倒したことのある男ヴァンザン(マシュー・マコノヒー)と彼が率いる義勇軍がやってくる。空を自在に飛び回り、強烈な炎を吐き、人間を喰らうサラマンダーを相手に、生き残ったわずかな人間たちの生死をかけた戦いが始まった。


取り立てて面白いわけでもないのに何故かふと思い出しては観たくなってしまう不思議な映画。
迫力のある映像といい感じにハッタリのきいた脚本の勝利かなー。
ツッコミどころ満載だけど、そういう“隙”のおかげで親しみやすく感じるのかもしれませんね。
炎を吐くメカニズムについてはそれらしい理屈をこねているくせに、「どう見ても飛べねえだろ!」ってくらいぼろぼろの羽でびゅんびゅん飛行してる件についてはノータッチって言ういい加減さとか(笑
中世を思わせる色彩や美術なのに舞台は現代地球というつかみ所のなさもいい。

この映画はとにかくドラゴンがかっこいいなーって思います。
引き締まった身体に大きな翼がスタイリッシュだし、細部に関してもウロコが一枚一枚別の動きをするっていうこだわりが!ものすごいリアリティです。
あと顔が丸くてかわいい。なんとなくシマリスっぽい?
ただ、このドラゴンさん核兵器にも耐えたくせに弓矢一発で死んじゃうんですよね…。

結局のところ、惜しげもなく使われた高クオリティのCGを楽しむ映画ってことでいいんじゃないでしょうか。

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ブラックサイト(2008/アメリカ)

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競技場近くの駐車場で誘拐された男が、ウェブサイト「Kill with me」上で公開殺害された。画面上に掲示されるアクセス数のカウントとともに薬物が増量され、じわじわと死に至る状況を刻一刻と中継するという残忍な犯行だった。FBIネット犯罪捜査官のジェニファー(ダイアン・レイン)が捜査を開始するも、第二の犯行が実行され……。


始まりは、猫の声。
か弱く鳴き続ける声の主は粘着性のネズミ取りに捕らえられている。
身動きがとれなくなった猫の前にはビデオカメラと、動画を配信するPC。
ライブ映像へのアクセス数は跳ね上がり続ける。猫は日に日に衰弱していき、とうとう飢えと“好奇心”に殺される。

場面変わって長い渋滞が続く道路。原因はというと、皆が事故を見ようとしてスピードを落としていること。
誰もが持っている好奇心、恐いもの見たさの気持ちが負の動力となる。

この映画の怖さはなんといっても『同意できる』ところにあるんじゃないかと思うんです。
こういうサイトがあったら、そしてそれを知ってしまったら、確かに見てしまうだろうなあという意味での同意ね。
で、一度見てしまったら経過が気になって何度も覗いてしまうというのも。
映画への不快感、そして同時に自分への不快感が恐怖となって心にわだかまる、そんな作品。

アイディアありきの映画であることは確かだけど、一発ネタで終わらない綿密さがそこかしこに漂っています。
たとえば、主人公の幼い娘がPCを使い、プレゼントされたゲームをDLして遊んでいる映像を差し込むことで低年齢層にまでインターネットが普及している事実も抜かりなく印象づける手法。
事件の報道によってどんどん『Kill with me』の存在が広まり、次の被害者の命を縮めるというもどかしさ。
「サイトにアクセスするなよ!絶対にするなよ!」という頭悪い全国会見もそれを助長して…。
こういった細やかな手回しがストーリーに説得力をもたらしてくれていて、こういうのって本当にありそう、って思わされちゃうんですよね。

そもそも犯人の動機からしてこの作品のテーマに根深く絡んでおり、よく考えたものだと感心。
更にうならされたのは、犯人がターゲットを拉致する方法。
決して行き当たりばったりではなく、その当人にだけ有用な“餌”を利用してるんです。
ホッケー好きが相手ならチケットを売ると言って釣り、鉄道模型マニア相手なら珍しい模型、または知り合いを騙っておびき出し…要するにターゲットのことを何から何まで調べてあるということ。
もっと言えば、ウェブ上ならそれが可能だっていうこと。個人のすべてを手に入れることだって出来る。

そこ一番重要だろ!っていう犯人との最終決戦が適当すぎて、こう…スカッと空振りかまされた気持ちにさせられるのが残念かなー
インターネットの暗部をこれでもかとほじくりだした本作、終わり方もじわーーーっと後味が悪くて実に徹底してます。

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