殺人鬼と宇宙人とうさぎ。

Monthly Archives: 7月 2012

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マイ国家(1976/星新一・著)

マイ国家 (新潮文庫)
マイ国家 (新潮文庫)
mobileマイ国家 (新潮文庫)

31編のショートショートが収録されています。

友情の杯』は解釈を読者に委ねるパターンで、個人的にこういう締め方はあまり好きではないはずなのですが、でもなんかいいなあ、と思ってしまう。
いい話であって欲しいね。

宿命』はブラックなオチでロボットの悲哀を描いているように見せかけて、実は「人間と何が違うの?」という問いかけがメインのように感じる。
人間がやっている事も、このロボット達がやっている事とまったく同じなんじゃないか。

ねむりウサギ』はイソップ童話のうさぎと亀を元ネタにした話で、やや長いが単純に面白い。

あまりインパクトのある話は収録されておらず、そこそこ楽しめる本といった感じでした。

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ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春(2011/アメリカ)


ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春 [DVD]
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3年ぶりに目覚めたオタク系青年マイクは困惑していた。街がゾンビの集団とそれを迎え撃つ人間たちの姿で溢れていたのだ。その時マイクを銃弾が襲う。死ぬ!と思ったのも束の間、全く痛みを感じないマイク。あれ?と訝しがる彼にブレントと名乗るゾンビが親しげに声をかけてきて…。


いかにも低予算らしいスケールの小ささが落ち着く。
なんといっても人間がゾンビに襲撃されるのではなく、ゾンビが人間に追われるという斬新さが気に入りました。

コメディでありながらロードムービーとしても骨がしっかりしている良作で、なんだか妙にさわやかな気持ちになれるのです!ゾンビ映画なのに。主人公腐ってるのに。
ショーンのノリが好きならこれも楽しめると思う。

ゾンビ達のブラックな“自虐ギャグ”も悔しいけど面白くて、テンポのいいストーリーやキャラクター同士の掛け合いにに手を引っ張られるうちにあっという間にエンドロール!…って感じでした。
多少無理矢理だろうと、清々しい気持ちになれるラストも好き。

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アンダーワールド 覚醒(2012/アメリカ)


アンダーワールド 覚醒 [DVD]
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哀しき宿命を背負ったヴァンパイア処刑人セリーン(ケイト・ベッキンセール)は、ヴァンパイア族からもライカン族からも追われた果てに、人間に捕らわれていた。その間も両種族の戦いは続き、更には、その力を手にいれようと、人間もが戦いに参戦。12年もの眠りから甦ったセリーンは、復讐のために、そして一人の少女を救うために、ヴァンパイアVSライカンVS人間の三つ巴の戦いへと身を投じるのだった……。


今までとは打って変わって近代的なビルの中で繰り広げられる戦いは目新しく飽きがこないし、見た目にもスタイリッシュでかっこよかった。
ただなんとなくバイオハザードとカブってしまって、これは「アンダーワールド」の世界ではないなーと思いました。
なんだかやたらグロ描写に気合いが入っているせいか1〜3とはちょっと雰囲気が違って、ホラー色が強かったです。 過去作のゴシックで廃退的な雰囲気が好きだっただけに残念に思いました。この辺は個人の好きずきですけども。

ライカン族がよくある量産型のクリーチャー化してるのも不満。1〜3で培ったイメージが総崩れで…。
アンダーワールドは3で終わっておいた方がよかったんじゃないかなと思わずにはいられません。
個人的に3の終わり方が好きだったので蛇足っぽく感じられてしまう。

しかしこの青緑っぽい映像って最近の流行なのかしらないけどほんと多いですねー。ジャンル問わずよく見かける。
確かに雰囲気は出るけど、猫も杓子も青緑!で食傷気味です。

いろいろ文句も言いましたが、一つのアクション映画として観れば大満足!な出来でしたのでアクション好きな方にはおすすめですよー。
なんと言っても静と動の使い分けが上手いんですね。メリハリがきいていて、リズム感もあるので知らず知らずのうちに引き込まれてしまいます。
カメラワークもよく考えられていて、ホラーやアクション系ではわざとらしくなりがちな3D向け演出もごく自然に挿入されているように思いました。
これでラストをもうちょっと綺麗にまとめてくれていたら…。メインテーマ投げっぱなしのまま終了は酷いと思う。

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ダブルヘッド・ジョーズ(2012/アメリカ)


ダブルヘッド・ジョーズ [DVD]
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大学教授のフランクリンは、学生と海洋実習に出ていた。その途中、近くの環礁への上陸を決めた一行を待ち受けていたのは、双頭の人食い鮫だった。果たして彼らの運命は?


いかにもバカ映画っぽいパッケージの誘惑に勝てず、ついつい新作価格でレンタルしてしまった…。
導入はなかなかノリノリ&スピーディーでいい感じです。
死体要員以下でも以上でもないお約束キャラクターな皆さんもいかにもB級映画らしくてよろしい。
しかしなんと言うか、双頭の鮫という奇抜な設定を用いながら凡庸なB級鮫映画の枠から抜け出せていないのが残念。
女性陣はレベルが高くて更に惜しげもなくビキニ姿を晒してくれているので、そう言った意味では楽しめるかもしれません。

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チェストバスター ベンダブルぬいぐるみ


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なんだろうこの絶妙な脱力感w
その辺に置いておいたらクリーチャー系が苦手な私の母は本気でびびってましたが、でも割と一般受けする可愛さだと思う。
使用されている生地は手触りの面では最高ではないけど、このぬめっとした光沢がチェストバスターらしくてイイです。夏場でも触ってて暑苦しくないし。

しかしこれライフサイズとのことですが、チェストバスターってせいぜい30cmじゃなかったっけ?
これ全長120cmあるよ!さすがに長過ぎるよ!
でも可愛いので許す。

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エイリアンチョップスティック ビッグチャップ


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ポーズが「ほほう それでそれで?」とか言いそう。
もしくは「お前それ宇宙でも同じ事言えんの?」

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ビッグチャップちゃんのポイントはやっぱり腰!色っぽいです。
よーーく見るとちゃんと六本指。こんなに小さいのにどこの造形も破綻していないのはすごい技術だと思います。
こんなに小さいのに、明らかにネタ商品なのに本気の造形ですよこれ。気合い入れすぎだから!
コトブキヤはバカだなあ(褒め言葉)

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ね。足下は隠さないとダメですが、普通にフィギュアとして通用するレベルでしょ?
これは撮影セットがちょっと…ですが撮りようによっては本当にかっこ良く映ると思う。
とにかくめちゃめちゃかっこいい&可愛いです(*´ω`*)

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ハウス(2008/アメリカ)

ハウス [DVD]
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米国・アラバマ州の田舎町。事故で一人娘を失った悲しみから立ち直れない夫婦、作家のジャックとステファニー。心のカウンセリングに向かう為、車を運転中、山道で事故に遭ってしまう。
助けを求めて一軒の宿に辿り着いた2人は、先客の1組のカップルと出会う。シーズンオフの宿は、4人の他に客はおらず、現れた女主人は、どこか不気味な雰囲気を漂わせていた。
夕食の途中、“ハウス・ルール”と書かれたメッセージが届いた。そこには、「生き残りたければ、夜明け前までに4人のうち1人を殺せ」と書かれていた。次第に4人は、心のトラウマを自覚するようになり、お互い疑心暗鬼になっていく…。


スチュワート役でビル・モーズリィ(悪魔のいけにえ2のチョップトップにーちゃん)が出演していまして、この作品でもイッちゃってるキャラを好演してらっしゃいました。
それから、“ブリキ男”の声をランス・ヘンリクセンが担当。あくまでも声のみなのが残念ですが…。
というかそれなんてランス・ヘンリクセンの無駄遣い?

特殊効果系はとてもよく出来ていたのですが、ストーリーがあまりにありきたりすぎて反応に困る&感想が浮かばない。
見終わって最初に考えたのが「いやあ、それにしてもチョップトップにーちゃんも歳取ったなあ」だったよ(笑
全体的に保守に走りすぎじゃないかなー。もうちょっと、どこか一カ所だけでも思い切って個性を打ち出してほしかった。

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激突!(1971/アメリカ)

激突!スペシャル・エディション [DVD]
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平凡なセールスマンであるデイヴィッド・マン(デニス・ウィーバー)は、借金取り立てのため車でカリフォルニアへ向かう途中、ハイウェイにて道を阻んだ大型トレーラータンクローリーに腹を立て、強引に追い抜く。するとその直後から、大型トレーラーはマンの命を執拗につけ狙ってきた。

原題:Duel

ロードキラーやヒッチャーを観た後だと「ふーん」て感じ。
追いかける側の運転手の姿が一切映らず、あたかも大型トラック自体に意思があるかのように見えるのがその二作品と大きく違うところかな。
サイコサスペンスというよりかはモンスターパニック、あるいは幽霊モノのようなおもむきを感じます。
あらがえないものに対する恐怖というか。

でも、こういう種類の映画には派手さを求めてしまう私としてはどうしても物足りない。
主人公の行動もちょっと疑問。命を狙われていることが明確になったあとで、なんでトラックが行ってしまったからといって安心して車内で眠れるのか。
戻ってこない保証はないのに…。

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ダークマン(1990/アメリカ)


人工皮膚の開発に取り組む科学者ペイトン・ウエストレイク博士(リーアム・ニーソン)は、恋人の弁護士ジュリー(フランシス・マクドーマンド)が掴んだ収賄事件の証拠書類を奪いに来た、凶悪なデュラン(ラリー・ドレイク)率いるギャング団たちの襲撃を受ける。研究室を爆破され、瀕死の大火傷を負ったペイトンは報復を誓い、自ら開発した人工皮膚をまとい、ダークマンとしてよみがえるのだった。

原題:Darkman

これはアクション映画の枠にとらわれない名作だった。
滑稽さとやるせなさが絶妙なバランスで併存しており、見ている間中胸が痛くて痛くて。
ここまで感情のやり場に迷う映画は他には無いと断言できるほど、人の中に存在するありとあらゆる情感を引き出し、くすぐり、訴えかけ、時に容赦なくつかみ掛かってくる作品です。
ペイトンもといダークマンがかなり感受性豊かな男なので余計に…。
ある日突然望まぬ力を手に入れてしまった男の苦悩というものがこれでもか!と描かれていて、見てると本当に悲しくなってくるんですよ。
リーアム・ニーソンの哀愁に満ちた眼差しの効果もあるかな。彼だったからこそ印象深い映画に昇華されてるんだと思う。
なんといっても、彼演じるダークマンが本気でかっこよかったです…!!
ぼろぼろの包帯にロングコートの外見ももちろんだけど、それに加えてかすれた声だとか、影のある雰囲気とか、なのにやる事なす事ダイナミックすぎるところとか(笑)好きだー。

あとラストが「なんやかんやで元に戻って万々歳」みたいなのじゃないとこが好感度高し。
同情のない純粋な愛情は望めないと知ってジュリーの前から去る事を選んだ彼の切なさがね…!なんかね…!!
寄り添うことでお互いに傷ついてしまうよりも優しい思い出になる方がいいと思ったんだろうなあ。

イーサン・ハントでもすごい爽やかな笑顔で「無理!」って言いそうなめちゃくちゃなアクションも楽しかったし、萌え目線で見てもポイントの高い映画だったのでオススメです(`・ω・´)

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ブラック・コーヒー(小説版)(1930/アガサ・クリスティ著)

ブラック・コーヒー (小説版) (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
ブラック・コーヒー (小説版) (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
mobileブラック・コーヒー (小説版) (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

晩餐後、科学者サー・クロード・エイモリーは家の者を集め「この中に極秘書類を盗んだ者がいる」と叫んだ。部屋を暗くしている間に書類を返すことを彼は勧めたが、明かりがつくと殺されていた。彼から国家的大問題について相談したいと言れていたポアロは、真相を追うが…


可もなく不可もなく、よくも悪くも安定したミステリーでした。
キャラクターの設定がテンプレに沿いすぎているためミスリードが見え透いていて(これまでにアガサクリスティのミステリ小説をいくつか読んだ事があるのなら「またこのパターンか」と思うはず)、犯人にも意外性はないです。
もともとは舞台用に書かれたストーリーとのこと、確かにお芝居ならこれくらいわかりやすい方が楽しいでしょうが、小説にしてしまうと物足りない感が強い。

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