殺人鬼と宇宙人とうさぎ。

Monthly Archives: 6月 2015

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ダークネス(2002/スペイン、アメリカ)


レジーナの一家は神経症を患う父マークの療養のため、アメリカからスペインの郊外へと引っ越してきた。この町はかつてマークが生まれ育った場所で、祖父アルベルトもこの地で医師として働いている。一家は、緑に囲まれた静かな家で楽しい生活を迎えようとしていた。だがやがて、家の中で原因不明の停電をはじめ怪異な現象が度々発生するようになり、幼い弟ポールは怯え、マークも情緒不安定になっていく。原因がこの家にあると感じたレジーナは調べを進めていくうち、40年前の皆既日蝕の日に7人の子供が失踪したという事件に行き着くのだったが…。

原題:DARKNESS

いわくつきの家に越してきた家族が、そこに住み着く幽霊に嫌がらせされて追いつめられていくという定番のホラー。
話の半分くらいは怖いよりもどかしい・イライラする展開です。
というのも、家の異変に気を揉んでいるのがお姉ちゃんのレジーナ一人だけで、弟は幼さゆえに何も出来ないし、父親は刻一刻と理性を失っていくばかりだし、母親は現実逃避のあまり娘の言葉に全く耳を貸そうとしないため(夫や息子の明らかな変貌にも気がつかないフリ)。
逆に言えばレジーナの聡明さと優しいお姉ちゃんっぷりはこの映画の救い。おっぱい揺れてるし。
レジーナの彼氏もがんばってくれます。

大音量のSEに頼らず、『静』の怖さを表現しようとしているところにすごく好感が持てます。
写真に写っている人物がいつの間にか一人消えているとか(この写真自体がまた気味悪くて…)、暗がりの中をそっと這い回る者の存在を示すさりげない演出がいい感じだと思う…!
ちょいちょい現れる子供の幽霊が、助けを求めてるわけじゃなく『むしろ主人公たちを殺したい(自分たちだけ死んだんじゃ不公平だから)』という意思に基づいて行動しているのもセオリーを裏切っててよかった。

ただ“闇”がテーマのわりに、出てくるクリーチャーの方にインパクトを取られてしまっているのは残念かも。
家族の関係が最初からかなりぎくしゃくしていたので(特に母と娘)、この関係を乗り越えてハッピーエンドに着地するのかなーと予想していたのに重苦しいムードのまま終わってしまったのにはヘコみましたが、生きてる存在も死んでる存在も両方怖がれるお得な?ホラーだと思います。

生きてる人間の方が怖いVSいやゴーストの方がこえーよ!の争いに「どっちも怖いです」ということで終止符を打った作品だと思う。

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ダーウィン・アワード(2006/アメリカ)


優秀なプロファイラーでありながら血を見ると失神してしまうサンフランシスコ市警殺人課所属のマイケル(ジョセフ・ファインズ)。
連続殺人犯を取り逃がしたことを気に辞職に追い込まれた彼は、ダーウィン賞の受賞者が保険会社に毎年、数百万ドルの損失を与えていることに気付き、自らを保険会社に売り込んだ。独自のプロファイリング能力を武器に、女性調査員シリ(ウィノナ・ライダー)とコンビを組むことになった彼は、”ダーウィン賞”にまつわる案件を調査するため、アメリカ横断の旅にでる。次々と彼らの前に現れる、想像を絶するクレイジーな奴ら。しかしマイケルは少しずつ彼らを英雄として見るようになっていき・・・・・

原題:The Darwin Awards

卒業課題として密着ドキュメンタリーを撮影している学生のカメラを通した映像かと思いきや、ふいに第三者の視点が割り込んでくるのが中途半端に感じてしまう。
メインであるはずの主人公と殺人犯の対決もやたら早足で、まるで打ち切りドラマのような風情が…
これなら普通にダーウィン賞な人たちのクレイジーな死に様を描くオムニバスドラマにするんじゃダメだったのかなぁ。

ダーウィン賞の存在とその受賞者たちの存在自体がすでにとびきり面白いだけに、ストーリーが勢いでもインパクトでも負けちゃってるように感じます。
結局よくあるほのぼのラブコメに終始した感じ。

…かと思えば、意外にも直接的なセックスシーンがあるので注意。
ウィノナ・ライダーは文句無しにかわいかった。

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プロジェクト・ゼロ(2010/カナダ)


麻薬中毒者の数が年々増加するのを受け、麻薬撲滅運動の一環として進められている、ある実験があった。それは自殺を促す薬“ベイビー・ブルー”を使用した中毒者の一掃を謀る極秘計画だった。麻薬市場にばら撒かれたベイビー・ブルーは、知らずに服用した者を次々に死へと追いやり、ベネットもその犠牲となってしまう。ジェスは、ベネットが命を断つ光景を目の当たりにした事により、残された友人達と共に麻薬から足を洗う事を決める。しかしその決意とは裏腹にバグズは顔なじみのディーラーからサービスとしてベイビー・ブルーを渡されるのだった…。

原題:PSYCHOTICA

脱ぎ専の女優に払うギャラより血のりとか小道具に予算配分してくれた方が…
見ていて「ああお金がないのね」と思わせられるシーンがあまりに多い。なまじシリアスな作風だけに余計に気がそがれます。

カメラも無駄揺れ+暗い+バストショット連発の何をしているのかわからない仕様。
この単調な映像のせいでどうにも緊迫感に欠ける仕上がりで、80分がやたらと長く感じました。
ということで、ヒロインの金髪さんの演技が上手い以外は特に見所のない映画です。パッケージみたいな施設も一切出てこないし。

それでも視聴すると言うのなら、おっぱいがぼろんぼろん出るのと普通にヤッてるシーン(女優さんが微妙すぎて特に嬉しくも何ともない!)があることにだけ気をつけよう!

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GEAR ギア(2005/アメリカ)


麻薬組織の取引現場に覆面の男が乱入しギャング達は全滅。潜入捜査官のトルーマンはただ一人生き残った。その後組織のボスの甥が“クロード・レインズ”と名乗る男に誘拐され、トルーマンは犯人があの覆面の男だと気づく……

原題:THE PRODIGY

2時間も上映時間があるわりに、主人公をはじめとする登場キャラクターに関する説明がほとんどないので、何がなんだかまるでわからない。
とにかくどーーーーーしても話に入り込めない。
だって誰も彼もがどういう立場の人なのかわからないし、人間関係もわからないし、そもそも主人公の所属するギャングだかなんだかが何を目的として動いてるのかわからない。
中身が無いから全員チェスの駒みたい。

ギア関係ないし。思った以上に関係ないし。
もちろんSAW的な内容を期待してたわけじゃないですが、それにしたってここまで関係ないのか!?とさすがにびっくりしちゃったよ。
ギアどっから出てきたのか説明してくれよ。
配給会社は何を思って、というかこの映画のどういうところを見てSAWに便乗させようと決めたんだろう? 皮肉とかじゃなく単純に気になる。

極めつけに、謎の犯人が最後まで謎のまま! 動機も謎のまま! サスペンス映画のくせに!
序盤からしつこいまでに「コイツ主人公と関係ありますよー」「主人公の子供時代と関連してますよー」とチラチラ謎を小出しにしておいて、そのへんの回収が一切行なわれないまま終わるって一体…?

ただ映像センスだけは好きなんですよねえ。ぜひともいい脚本家をつかまえて、このセンスが発揮される映画を撮ってほしいものです。

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ゴーストメイカー(2011/アメリカ)


清掃のアルバイトをしている大学生カイルは、ある不気味な老女の家の地下室で、打ち捨てられた棺を見つける。棺を持ち帰り調べてみると、敷物の下から精巧な機械が現れる。友人サットン、プラットと共にその由来を調査したところ、それは15世紀の発明家で“悪魔の造形師”と呼ばれた邪悪な発明家の作った恐ろしい装置だった。好奇心を抑えきれず、棺に横たわり機械のネジを巻くカイル。次の瞬間、彼の魂は肉体から抜け出て自分と仲間を見つめていた。そう、この装置は死後の世界を体験できる“ゴーストメイカー”だったのだ! 魂になり好きな場所に行けることが分かり、最初は恐る恐る使っていたカイル達だったが、次第にそれぞれの欲望のまま、幽体離脱を繰り返すようになる。しかしこの装置には恐ろしい代償があった。本来、運命に従ってやってくるはずの死を欺いた報いとして、冥界からの処刑人が彼らを連れ去りにやってきたのだ。火花を散らしながら迫りくる処刑人。果たして彼らは運命に抗い生き延びることができるのか?

原題:BOX OF SHADOWS

自由自在な幽体離脱の方法を手に入れて、私利私欲のために金やドラッグの盗みに走る奴、親友の恋人をストーキングしはじめる奴、棺の謎を解き明かそうとする奴。
まったくの三者三様に行動しているため、メインテーマが何なのかわかりづらい感があるかな…と思います。
ついでに主人公が誰なのかも最初のうちよくわからなかった。

後半の展開だけ見るなら、主人公のドラッグにまつわるエピソードは余計だし(少なくとも長々と時間を割いて説明するほど重要なディテールではない)、それならサットンに関する描写とか、ああいう風に変貌するに至る伏線の描写に力を入れてほしかった。
棺を巡る三人の物語かと思ったら一人は捨て駒だったし、キャラクターの使い方がこなれてない印象です。
棺の設定自体はガンガン想像力をかきたてられるような魅力溢れたものであっただけに、本当に残念!
いくらでも派手に演出できそうな設定ですが、そうならなかったのは予算の関係性が大きかったりするのかな。

ちなみにパッケージで堂々たるオーラを放つ処刑人とやらは作中では特に重要な存在ではないので、ファイナルデスティネーション的な超自然VS人間を想像すると肩すかしを食らいます。

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