殺人鬼と宇宙人とうさぎ。

Category Archives: スリラー

ザ・ゲスト(2014/アメリカ)

ハロウィーンが近づく中、息子を戦地でなくした一家のもとに彼の戦友だという男デイヴィッド(ダン・スティーヴンス)が訪ねてくる。謙虚で礼儀を重んじる上に、美しい容姿を誇る彼は、瞬く間に一家と心を通わせていく。それぞれが抱えていた悩みや問題を解決してしまう彼をすっかり信頼する一家だが、次第にその姿や言動とはかけ離れた素顔と目的を持っていることが明らかになる。

原題:THE GUEST

導入シーンがとても長いのですが、デイヴィッドの思わせぶりな立ち振る舞いがいい具合に尾を引いて冗長に感じさせない。
このへんのさじ加減は絶妙です。

しかし!
彼の全容が明らかになってしまうと、急に何もかもがありきたりに感じてトーンダウンしてしまいました。
サイコさんっぽい奴が実は……サイコさんなのでしたー!ってドヤられても、それ知ってた…って言うか見れば分かる。
それでも、デイヴィッドの特殊スキルや強さをしっかり視聴者に説明したうえでああいった展開に持ち込むあたりには説得力を感じられ、前半に時間を割いただけのことはあったように思います。

逆に、デイヴィッド以外の説明はあまりに乏しすぎる。
特に組織だとか機密実験だとかに言及しておきながら、その辺の説明がこれっぽっちも無いってのは……

オチはアメリカ映画の悪い癖が出てしまったようで残念です。
あれじゃ13金とかハロウィンのノリだよー

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スキンウォーカー・プロジェクト(2013/アメリカ)

2010年、ユタ州の牧場で奇怪な超常現象が発生。謎の発光体と共に、8歳の少年コディが失踪した。2011年、民間リサーチ企業のMDE社が調査を開始。6人の専門家チームを問題の“スキンウォーカー牧場”に派遣した。その目的は、UFOと超常現象の物的証拠を確保すること。コディの父親ホイトの協力をとりつけたチームは、最新鋭の監視カメラやセンサーを牧場のいたるところに設置し、調査を開始するが…。

原題:Skinwalker Ranch

敵が霊なのか宇宙人なのか怪物なのかすらわからないから、どこに怖さを見いだせばいいのか悩ましい。
はたして作っている側は、自分たちが何を作っているのか理解しているのだろうか? そこからしてすでに謎。

理由も原因もわからないけど、とりあえず超常現象の映像を見られれば満足な人向け。

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DEBUG/ディバグ(2014/カナダ)

外部との連絡を絶った巨大宇宙船に送り込まれた、カイダら若き天才ハッカーたち。システム復旧の任務を開始する彼らだったが、宇宙船の人工知能“アイアム”が突如暴走し、船に閉じ込められてしまう。船内のシステムを支配するアイアムによって、次々に命を落としていくハッカーたち。追いつめられたカイダはプログラム抹消のため電脳世界への侵入を試みるのだったが……果たしてアイアムの真の目的とは! ?カイダたちは生きて宇宙船を脱出することができるのか! ?

原題:DEBUG

全体的にものすごーーく取っ付きにくい。
テンポのよさを追求しようとしてくれているのは伝わりますが、その方法がぎこちないせいで、ところどころ話が飛んでいるかのような印象を受けます。

SFは制作者の独自性が出やすいジャンルにも関わらず世界観の説明がほとんど無く、キャラクターの設定や置かれた立場も表面的な説明のみなのはツライ。
この世界では何が可能で何が不可能なのか、解らないことにはスリルもカタルシスも感じようがない。

なんでヒロインはいきなり電脳世界に入り込んじゃったの? そんなことが出来るって説明なかったじゃん……

人間側がハッカーである設定が生きていない(皆さん特に頭がよろしいようには見えない)、人工知能のそもそもの目的が不明という点も大きなマイナス要素です。
あと、彼らの死に方がまたしょうもないんすわ。
ネズミにびっくりして死亡!とか、バーチャルセックスしようとして死亡!とか。ほんとどうでもいい。

なにもかもが明らかに説明不足なので、おのおのが好き勝手に想像力を巡らせないことにはみじんも面白くない映画。

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アフターショック(2012/アメリカ)

目の覚めるような景色、セクシーな女性達、イケてる男達、すばらしいワイン、そして最高のパーティー! チリは最高! 運の悪いアメリカ人観光客のグリンゴ(イーライ・ロス)、彼のチリ人の友人アリエル(アリエル・レヴィ)とポロ(ニコラス・マルチネス)。 彼らにとって、今回のチリ旅行は最高だった-かわいい女の子がいないことを除けば-! グリンゴは、美女さえいれば“友人達は満足してくれるはずだ”と考え、ロシア人モデルのイリーナ、パーティー番長のカイリー、カイリーの真面目な妹モニカの3人の美女をナンパし、うまい具合に一緒にバルパライソの街を観光することに。 6人の男女は、ダンスクラブに繰り出すのだが、その時、巨大地震が街を襲う! 至福の時間だったはずが一転、死と破壊の地獄絵図と化す。 不運なグリンゴ達一行は、街で暴れる略奪者や、脱獄した囚人達、余震の恐怖から、命を守るために逃げなければならない!

原題:AFTERSHOCK

前置きが長くてだるい+キャラクターが軒並みうっとうしい+後半の映像暗すぎ+胸糞+カタルシスが無い
という、畳み掛けるような残念さにHPを削られる映画でした。

軒並みうっとうしい…とは言いましたが、最後まで頑張る一人だけは常識人でマトモ。
でもだからこそ、この人だけ補正が付くんだろうなーというのが分かりきってしまい、これがまた面白くもなんともないんですよねー(最終的に助からなかったけど)

メインディッシュは主人公たちのバカ騒ぎだったのか、地震なのか、囚人たちによる私刑シーンなのか、極限状態における集団心理なのか、津波なのか、観ていてよくわからない。
視聴者に“何を怖がらせたいのか”を深く考えず、ただグロいシーンを撮りたいがためだけに作ってしまった感がある。

他人を思いやる気持ちが一つも報われない点で、他のパニック映画とは一線を画する斬新な内容だとは思うのですが。

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コレクター(1997/アメリカ)

捕らえた女性をすぐには殺さず、監禁して愉しむ恐怖の殺人鬼に、犯罪心理学の専門家が挑む異色のサイコ・サスペンス。アメリカ南部で、女子大生ばかり狙う連続誘拐殺人事件が発生する。犯罪心理学にも通じているワシントンの警官クロスは、犯人の目的が女性を収集することだと見抜いて独自に調査を開始する。ある日、ケイトという女性が犯人のもとからの逃亡に成功、クロスは彼女の力を借りて見えない猟奇犯に迫ってゆく。

原題:KISS THE GIRLS

どんでん返し系のお話ではあるのですが、キャラクターの個性付けが下手なため「実はこの人が真犯人でした!」とドヤられたところで、それが誰だったか思い出せない。
彼が犯行に関与していたことを示す伏線も見当たらないとなれば尚更。

主人公も独断行動が多くて見ていて全く頼りにならない上に、心理学者的な要素がこれっぽっちも生かされてなくて…。
逆に犯人のアジトから逃げ出した被害者の女性は頼りになりすぎ。
いくら精神的にも肉体的にも強い女性であるからと言って、あんなに早く立ち直られては全く被害者という感がしないし、そもそもそのせいで主人公の影が薄いのでは…。
彼女の方がよほど警官らしく思えてしまいました。

何がしたいのか・何が言いたいのかよくわからない映画だけど、『羊たちの沈黙』の雰囲気を真似たいことだけはひしひしと伝わってくる。

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ザ・スリル(2013/アメリカ)

初めての子が生まれたばかりのクレイグは、突然仕事を解雇された。貯金もなく家賃も払えない彼は、立退きの通知を受け、絶望のあまり独りでバーへと立ち寄った。そこで出会った謎の金持ちカップル。彼らはクレイグにあるゲームを仕掛けるのだった。「これができたら◯◯ドル! 」ごく簡単な内容と引き換えに現金を手にし、喜ぶクレイグだったが、ゲームの内容は次第にエスカレートし、遂には逃げ場のない究極の選択へと彼を導いていくのだった…。

原題:CHEAP THRILLS

犬を料理するシーンに物申したい。
皮の処理をしてくれ。しかもよりによってプードルなんて口の中でもっしゃもっしゃして絶対食べにくいに決まってるでしょー

そもそもこのゲームを持ちかける順番が『自分の指を切り落とす』の次って??
難易度的には犬を食う方がイージーな気がするのですが。

金のために無茶する人間の様子を見たいなら『レベルサーティーン』の方がぶっ飛んでて面白いですね。
ゲームに参加する主人公ともう一人も、高校時代につるんでいただけの関係なので特別仲がいい訳じゃなく、信頼関係で結ばれている訳でもないので、そんな二人の友情に亀裂が入る様子にも特に何とも思えない。

主人公が元来はどういった人間なのかという部分の描写がもう少し欲しかった。
このゲームに引きずり込まれる前はどんなに友達思いな男だったかと言う点をもっと強調している方が、オチの後味悪さが尾を引くんじゃないかと思います。
どんでん返しもありきたり。奥さんがらみで何かあるかな?と思っていたのにすんなり終わってしまって残念でした。

物語の背景(『どうして?』『なぜ?』『何のために?』)を重視する人にはつまらない映画かと思います。
ただ、金持ちの妻役のサラ・パクストンのサイコビッチ感はたまらない。

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コロシノジカン~60秒、死の選択~(2010/アメリカ)


郊外の静かな住宅地で事件が起きる。ベッドに縛りあげた両親を前に謎の侵入者は少女に向かって告げた。「60秒以内に父か母どちらかを選べ。さもなくば全員を殺す……。」時を同じくして、女子大学生フィオナの周りでは不可解な出来事が起きていた。ある日彼女のもとに謎の人物“ISO_17”から一通のメールが届く。そこには過去に自殺した母親に関する情報が記されていたのだ。近隣で起る連続猟奇殺人事件を捜査中の刑事の父と一緒に、一連の謎を解き明かそうと調査に挑むフィオナ。捜査線上に浮かびあがったのは、誰も想像し得なかった意外な犯人像だった……。

原題:CHOOSE

父親と母親のどちらか一方を殺させるという残虐なゲームの掴みはインパクト大だったものの、それ以外は至って普通のサスペンス。
意味があってターゲットを選んでいるので仕方ないとは言え、被害者の数が少なくて途中ちょっとダレる部分があるかも。
最初の被害者には両親のどちらを救うかを選択させ、次のピアニストには聴力を失うかそれとも指を失うかを選択させたりと『選択』のバリエーションに意味を持たせているのは面白い。

ただ、ラストで選択させることの意味を見失っているあたり作りがヌルいです。
ただでさえ広がりに欠けるストーリーなのに…。
主人公の友人たちが狙われる展開があればよかったな。仲のいい女友達とか一体何のために出てきたのか。

このクソひどい邦題から限りなくハードルを低く設定していたおかげで案外普通に観られてしまいましたが、かといって秀でた部分があるわけでもないので、観ないという選択も十分アリでしょうね。

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GEAR ギア(2005/アメリカ)


麻薬組織の取引現場に覆面の男が乱入しギャング達は全滅。潜入捜査官のトルーマンはただ一人生き残った。その後組織のボスの甥が“クロード・レインズ”と名乗る男に誘拐され、トルーマンは犯人があの覆面の男だと気づく……

原題:THE PRODIGY

2時間も上映時間があるわりに、主人公をはじめとする登場キャラクターに関する説明がほとんどないので、何がなんだかまるでわからない。
とにかくどーーーーーしても話に入り込めない。
だって誰も彼もがどういう立場の人なのかわからないし、人間関係もわからないし、そもそも主人公の所属するギャングだかなんだかが何を目的として動いてるのかわからない。
中身が無いから全員チェスの駒みたい。

ギア関係ないし。思った以上に関係ないし。
もちろんSAW的な内容を期待してたわけじゃないですが、それにしたってここまで関係ないのか!?とさすがにびっくりしちゃったよ。
ギアどっから出てきたのか説明してくれよ。
配給会社は何を思って、というかこの映画のどういうところを見てSAWに便乗させようと決めたんだろう? 皮肉とかじゃなく単純に気になる。

極めつけに、謎の犯人が最後まで謎のまま! 動機も謎のまま! サスペンス映画のくせに!
序盤からしつこいまでに「コイツ主人公と関係ありますよー」「主人公の子供時代と関連してますよー」とチラチラ謎を小出しにしておいて、そのへんの回収が一切行なわれないまま終わるって一体…?

ただ映像センスだけは好きなんですよねえ。ぜひともいい脚本家をつかまえて、このセンスが発揮される映画を撮ってほしいものです。

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ロシアン・ルーレット(2010/アメリカ)


とある館に、それぞれ番号の付いたTシャツを着せられた17人の男たちが円になっていた。その周りには、多額の金を各プレイヤーに賭ける男たち。ここでは、命を賭けた集団ロシアン・ルーレットが行われようとしていた。ゲームの勝率はわずか1%。果たして彼らは殺人者になるのか、被害者になるのか、それとも─!?

原題:13

緊迫感と役者の演技力で魅せる映画。
観終わったあとの「で、結局何が言いたかったんだろう」感は否めません。
いや、必ずしも映画がメッセージ性を含んでいる必要はないわけですが、この作品の場合は何か言いたげな空気みたいなものがあるからこちらもそういう姿勢で臨んでしまうんですよね。

あえて細部を説明せず、場面や背景の描写も台詞ではなくキャラクターの表情や空気だけで語ることにこだわりと一貫性を感じますが、どうもそのせいでキャラクターの奥行きが狭まってしまっているように思う。
主人公だけじゃなく脇キャラも同じく。誰にも感情移入できないというのは、こういう閉鎖的なストーリーにおいては痛手です。

そしてなんといっても救いのないラスト。
作品全体の空気感から、ハッピーエンドで終わりそうにないことは薄々予測してましたが、いざ目の当たりにするとやっぱり胸が痛みます。

主人公は多分、自分が最後まで勝ち残ったのは人より判断力が優れているからだとでも勘違いしてしまったのでしょうね。ただの強運やまぐれじゃなく。
だから自分を信じて他人は信じないことにした。
その思い上がりを捨てて素直に家まで送ってもらえば、あのようなラストを迎えることはなかったのかも……

でも実際、あんなゲームに参加させられたあとで他人を信用できると思うか?と問われればNOなわけで、一概に主人公を笑えも責められもしないのが正直なところ。
せっかく強運でゲームを生き残ったのに…いや、むしろゲームで運を使い果たしたと言うべき? なかなか皮肉が利いてるエンドです。

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JIGSAW ゲーム・オブ・デス(2006/アメリカ)


ケリーが意識を回復した時、彼女は閉鎖された工場の廃墟にいた。周りには、見知らぬ6人の男女。彼らの共通点は、TVのリアリティ・ショー“恐怖の館”に出演応募のビデオを送ったことだった。やがて工場内に不気味な声が響きわたる……“さあゲームをはじめよう”。ルールは簡単、6人が応募ビデオで語った“一番怖い”と思うシチュエーションを再現し、その恐怖を克服した者が勝者となる。監視カメラが見つめる中、繰り広げられる死のゲーム。一人また一人、無惨な死を遂げてゆく若者たち。やがてただ一人生き残ったケリーは、このゲームを仕掛けた《マスター》の正体を知る。それは彼女にとって、真の恐怖の始まり。そして、究極の“ラスト・ゲーム”が開始された!!

原題: ARE YOU SCARED

せっかくゲームの内容自体はバリエーションに富んでていい感じなのに、いかんせんその魅力や怖さを発揮する前にゲームが終わってしまうので消化不良感が…。
ゴア描写もごくごくありきたりだし、ストーリーも中途半端だしで腰の落ち着けどころがないような。

ちなみにパッケージのような罠は出てきません。
似たようなモノは出てきますがもっとずっとショボいし犠牲者もパッケージの人とは違います。

ゲームの支配人の真の目的を考えると、本来のターゲット以外の人物までゲームに参加させるのは高リスクノーリターンだと思う。
取ってつけたようなオチもいまいち。

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