殺人鬼と宇宙人とうさぎ。

Category Archives: 殺人鬼

CLOSE クローズ(2010/アメリカ)

恋人タイラーとの結婚を間近に控えたローレンは、2人で廃倉庫を購入し新たなビジネスの計画を立てていた。ある日友人のカルロスの案内の元、購入した物件の下見に訪れたローレン達だったが、待ち合わせの時間になってもカルロスが姿を現さなかった。しびれを切らし、先に中に入る事を決めると、何故か入口の鍵が開いていた。不思議に思いながら中に入ったローレン達だったが、長い年月を経て廃墟と化した倉庫では信じがたい運命が彼女達を待ち受けていた…。

原題:THE BRAZEN BULL

内臓でろでろの死体を見ても触ってもほとんど取り乱さないってすごいな…
おまけに目の前で友人が喉かっ切って殺されても数秒で素に戻れる主人公って一体。

脚本を書いた人や監督がかなり肝の据わったタイプなんでしょうか。残念ながら小市民の私には、登場人物への感情移入が難しすぎました。
ついでにこの話を考えた人たちは電ノコで手首を切り落とされても元気いっぱい喋り続けられるスーパーマンなんだろう。
そう思えば現実味のない展開も致し方無し。

キャラクターに魅力がないのに加え、展開もやたらと説明くさくて眠たくなります。

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コロシノジカン~60秒、死の選択~(2010/アメリカ)


郊外の静かな住宅地で事件が起きる。ベッドに縛りあげた両親を前に謎の侵入者は少女に向かって告げた。「60秒以内に父か母どちらかを選べ。さもなくば全員を殺す……。」時を同じくして、女子大学生フィオナの周りでは不可解な出来事が起きていた。ある日彼女のもとに謎の人物“ISO_17”から一通のメールが届く。そこには過去に自殺した母親に関する情報が記されていたのだ。近隣で起る連続猟奇殺人事件を捜査中の刑事の父と一緒に、一連の謎を解き明かそうと調査に挑むフィオナ。捜査線上に浮かびあがったのは、誰も想像し得なかった意外な犯人像だった……。

原題:CHOOSE

父親と母親のどちらか一方を殺させるという残虐なゲームの掴みはインパクト大だったものの、それ以外は至って普通のサスペンス。
意味があってターゲットを選んでいるので仕方ないとは言え、被害者の数が少なくて途中ちょっとダレる部分があるかも。
最初の被害者には両親のどちらを救うかを選択させ、次のピアニストには聴力を失うかそれとも指を失うかを選択させたりと『選択』のバリエーションに意味を持たせているのは面白い。

ただ、ラストで選択させることの意味を見失っているあたり作りがヌルいです。
ただでさえ広がりに欠けるストーリーなのに…。
主人公の友人たちが狙われる展開があればよかったな。仲のいい女友達とか一体何のために出てきたのか。

このクソひどい邦題から限りなくハードルを低く設定していたおかげで案外普通に観られてしまいましたが、かといって秀でた部分があるわけでもないので、観ないという選択も十分アリでしょうね。

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GEAR ギア(2005/アメリカ)


麻薬組織の取引現場に覆面の男が乱入しギャング達は全滅。潜入捜査官のトルーマンはただ一人生き残った。その後組織のボスの甥が“クロード・レインズ”と名乗る男に誘拐され、トルーマンは犯人があの覆面の男だと気づく……

原題:THE PRODIGY

2時間も上映時間があるわりに、主人公をはじめとする登場キャラクターに関する説明がほとんどないので、何がなんだかまるでわからない。
とにかくどーーーーーしても話に入り込めない。
だって誰も彼もがどういう立場の人なのかわからないし、人間関係もわからないし、そもそも主人公の所属するギャングだかなんだかが何を目的として動いてるのかわからない。
中身が無いから全員チェスの駒みたい。

ギア関係ないし。思った以上に関係ないし。
もちろんSAW的な内容を期待してたわけじゃないですが、それにしたってここまで関係ないのか!?とさすがにびっくりしちゃったよ。
ギアどっから出てきたのか説明してくれよ。
配給会社は何を思って、というかこの映画のどういうところを見てSAWに便乗させようと決めたんだろう? 皮肉とかじゃなく単純に気になる。

極めつけに、謎の犯人が最後まで謎のまま! 動機も謎のまま! サスペンス映画のくせに!
序盤からしつこいまでに「コイツ主人公と関係ありますよー」「主人公の子供時代と関連してますよー」とチラチラ謎を小出しにしておいて、そのへんの回収が一切行なわれないまま終わるって一体…?

ただ映像センスだけは好きなんですよねえ。ぜひともいい脚本家をつかまえて、このセンスが発揮される映画を撮ってほしいものです。

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サベージ・キラー(2013/アメリカ)


結婚式を控えた美しい聾唖の女性ゾーイは一人旅の道中、少年を家畜のように殺そうとする地元のギャングに遭遇する。ゾーイは少年を助けようとするが失敗し、ギャングに拉致されてしまう。待っていたのは凄惨な暴力の嵐。野獣と化した男たちに心ゆくまでレイプされ、肉体も精神も踏みにじられてゆく。そして、ゾーイは瀕死の状態で生き埋めにされてしまうのだった。一夜明け、奇跡的に息を吹き返したゾーイは目を覚ます。燃え上がる復讐心。ゾーイの復讐がはじまった。1人、また1人…あのクズどもを最後の1人まで全員地獄に落としてやる―

原題:SAVAGED(獰猛な、残忍な)

『ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト -鮮血の美学-』や『アイ・スピット・オン・ア・グレイヴ』と同じカテゴリーに入るであろうリベンジムービーです。
暴力シーンと陵辱シーンは前述の2作よりも控えめ。直接的な描写が少ない分、胸糞度は低めだと思う。
だけどそれが後々のリベンジのカタルシスを削いでいるかと言うとそうでもなくて、悪役のいかにもクズクズしくサイコな振る舞いとかはそれだけで腹が立つし、そんな奴らがベコベコにされていくのは普通に気持ちがいいです。

あとは前述の2作が胸糞感を煽るスタンスなのに対して、こちらは彼女の身を案じる恋人の姿を要所要所に差し込むことで悲壮感を煽ってくるという違いもあります。
埃っぽさ漂う映像がまたピッタリ。明暗のくっきりした色遣いが渋いです。

でもって肝心のリベンジですが、こちらはどろどろぐちゃぐちゃでおまけにカッコイイ!
あっさりとは死なせてやらないところと、主人公の戦い方が(訳あって)先住民的なのも見栄えが良いです。
ただ、要所要所で挟まれる超自然的な要素がこう…ギャグっぽく感じられるというマイナス点はありますが。
悪役があの手この手で反撃に転じ、あっさりとリベンジされてくれないところも人によってはまだるっこしく感じるかもしれません。

リベンジムービーとして一番に求められる爽快感は、いかんせん入り組んだストーリーになっているだけにちょっと物足りない…かも?
っていうか最後ちょっと泣いちゃったよね、正直。すごいしんみりしたよね。

スッキリサッパリしたい人は『ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト -鮮血の美学-』と『アイ・スピット・オン・ア・グレイヴ』がおすすめです。

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レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー(2009/アイスランド)


ホエール・ウォッチングのため、世界中から観光客の集まるアイスランド、レイキャヴィク。あるよく晴れた日、6組の乗客を乗せていつものように観光船は出 航した。しかし不慮の事故で突如船長を失った観光船は、帰港する術をなくしてしまう。そこへやってきた家族経営の捕鯨船が、取り残された観光客たちに救い の手を差し伸べるのだが、それが恐怖のシナリオの始まりであった…。

原題:REYKJAVIK WHALE WATCHING MASSACRE

ノルウェー、日本と並んで捕鯨大国のアイスランドの『ファッキンアメリカ!』の叫びが聞こえてくるようだ。

劇中に出てくる日本人3人は、この手の映画にしては比較的『日本人らしい』です(うち一人は本当の日本人役者)。
あ~、確かにあるよね~と頷いてしまう、国民性がバリバリに出た言動もしばしば。
ただ、やたらと手をあわせて拝むのは別の国と混同している気がしないでもないですが…

この映画はホラームービーのお約束を正しく踏襲しており、それは乗客たちのやたらと濃いキャラクター設定からもうかがえます。
「あ、こいつすぐに死ぬな」と思うキャラは実際にすぐ死ぬし、なんやかんや生き残りそうなキャラはその通りになる。

が、アメリカ映画のお約束に倣いすぎてどこを見ても既視感があるというのも良し悪しだと思う。
せっかくアイスランド製作なのにまるでアメリカのホラー映画みたいで…
舞台がどこの国でもそう変わりはないであろう船の中だけって言うのもあるんでしょうね。

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KRISTY クリスティ(2014/アメリカ)


感謝祭シーズン。友人たちが続々と実家へ帰省する中、帰るお金がなく大学の学生寮に残ると決めたジャスティン。彼氏のアーロンも帰省し、一緒に過ごすはずだったルームメイトも急用で実家に帰ってしまったため、彼女は寮内にたった1人で生活することに。ある日、夜中にスーパーへ向かうと、気味の悪い女と出会う。女はジャスティンの後をつけ、何故か『クリスティを見つけた』、とつぶやく。恐怖を感じ警備員に伝え、寮に戻ったジャスティン。しかし彼に電話をかけようとすると電波が妨害され、『クリスティを狩れ』とメッセージが聞こえる。女は仲間を連れ、警備員を殺し、既に学生寮に侵入してきていた――。

原題:KRISTY

襲撃者が繰り返し口にするクリスティとは何?誰?という謎部分が気になるだけで、他はいたって普通のバイオレンスホラー。
後半はリベンジアクションになりますが、こっちもなんとなく既視感があるような…
そもそもフードにマスクの殺人鬼というのが今時ありがちだし。

しかも肝心のクリスティの正体については、カルト集団が“美しく、清らかで、恵まれた女”を総称してそう呼んでいるというだけの話でした。
嫉妬乙、ってところでしょうか。
なんでマリアでもキャサリンでもなくクリスティやねんというところは説明無し。多分、意味も無し。

意味がないと言えば彼氏の存在。
いっそ悲しくなるくらい存在意義の見当たらない彼に、無理矢理だろうがなんだろうがカルト集団の一員だったとかそういう役所を与えてあげてほしかった…。
本当に何のために出てきたのかわからないし、何のために主人公とのイチャイチャシーンを撮ったのかも解らない。

画面も暗くて何がなんやらだし。
これ観るなら『サプライズ』観た方がよっぽど楽しいです。

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ジンジャーデッドマン サイテー絶叫計画(2011/アメリカ)


パペット・モンスターの力により刑務所に隔離されたジンジャーデッドマン。ある日乗り込んできた動物愛護団体が引き起こした混乱に乗じ、何とか刑務所から逃げ出したはいいものの、迷い込んだタイムトラベル研究所から1976年にタイムスリップしてしまう。たどり着いたディスコで殺戮を始めるが…。

原題:GINGERDEAD MAN 3: SATURDAY NIGHT CLEAVER

君らは2011年にもなってなんて映画を作っているんだ。

まさか3作目が作られようとは、世の中結構寛大ですね!!

おかげで上機嫌なジンジャーさん、
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最初から特にかっこよくもなかった顔がここに来て取り返しのつかない大惨劇に。

前作に増して開き直り感バリバリで、前作よりも起承転結がしっかりしてます。
パロディ元は分かる範囲で『羊たちの沈黙』と『キャリー』。
ローラーディスコ自体にも何かありそうですが、ピンとくるものが見つからず…
jinger3-02

今作は主人公へのフォーカスが強くなった分、ジンジャーさんの出番がやや押され気味。
でもそれを補うかのごとくパワーアップしたスラッシャー描写のおかげで退屈な印象は受けませんでした。
何故かディスコに置いてある塩酸入りドラム缶を使った塩酸シャワーがインパクト大!
これで血がCGじゃなかったらもっとよかったな。

結局のところ、この3がネタ映画として一番バランスが取れてたように思う。

jinger3-04

まさか3作全部見るとは思わなかった。ありがとうGYAO…

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ジンジャーデッドマン VS パペット・モンスター(2008/アメリカ)


ケルヴィンは低予算カルト映画スタジオを父から相続するが存続の危機に瀕していた。何とか良作を作成しようと心みるが賃金の未払いなどでスタッフがボイコットを行いうまくことは運ばない。そこにジンジャーデッドマンが現れ次々とスタジオにいるスタッフを殺していくのであった。しかし、ケルヴィンはカルト映画に登場するパペットモンスターを仲間につけジンジャーデッドマンに応戦するのであった……。

原題GINGERDEAD MAN 2: PASSION OF THE CRUST

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2作目にしてやっと『ジンジャーデッドマン』というキャラクターのバカバカしさを制作側が理解してくれた感があり非常~~に安堵。
やっぱりこうでなくちゃね!

jinger2-01

見た目好青年なのに中身はえげつない主人公も、居そうで居ない絶妙なキャラクターで好き。
ただストーリーは前作にも増してぐでんぐでんになってます。
パペットモンスターを仲間につけ…という展開はまるっきりの嘘でこそないものの、終わりの10分くらいになってからようやく。

しかも狙ってのことではなくうっかり召還儀式に成功してしまった結果であり、人形たちも(何故か知らないけど)勝手にジンジャーさんを敵視して動いているだけなので人間との共闘という感ではなく、いまいち盛り上がりに欠けます。
(そもそもジンジャーさんの処刑が済んだら次は人間の番だったんじゃ…)
VSモノを想像して観ると「思てたんとちゃう!!」って叫ぶはめになるでしょう。

ジンジャーさんによるスラッシャーパーティーを眺める目的なら、まあまあ。
あとは誰得なエロシーンにうわぁ……とドン引きする楽しみ(?)、そしてシュールな笑いに身を委ねるくらいか。

jinger2-04
主人公「クッキーって燃えるの!?」
こっちが聞きたいっす。


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そ、そこまではひどくはなかったと思う……よ!

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IN DREAMS/殺意の森(1998/アメリカ)


1965年にひとつの町が沈んでできあがった人工湖の畔。美しい自然が残るこの湖畔に住む人妻クレア。パイロットの夫とかわいいひとり娘とともに平穏だが幸せな毎日を送っていた。が、近所で少女誘拐事件が発生したのを境に、断片的ではっきり内容の掴めない、だが明らかに事件を予見する恐ろしい白昼夢に悩まされはじめ……。

原題:IN DREAMS

主人公が悪い夢を見たと言ってヒステリーを起こすのを眺めるだけの前半戦にはとにかく!フラストレーションがたまる。
突然夫に噛み付いたり、叫んで物を壊したり、壁に意味不明な言葉を書き綴ったり、「頭の中に殺人鬼がいて話しかけてくるのよ」と四六時中主張するようになってからの精神病院ぶち込みまでは超スローテンポなので覚悟した方が宜しいです。

indreams04
そんなときは美しい映像で心和ませましょう。
湖畔の町が舞台になっているだけあって、水中の映像がとても多いです。


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看護師のコスプレとかジョーカーさんみたいなことしちゃうヴィヴィアンさんは割と好き。
不気味で怖くて脆くて、だけど顔芸の多いアホおもしろい小物系殺人鬼なのですが、前半の露出が少なすぎるのと過去の掘り下げが中途半端でいまいちキャラを掴みきれないところがもどかしい。

indreams01
そもそもロバート・ダウニー・Jrがミスキャストな気が。

indreams03
それより何より、あんなに早い段階で娘を殺しちゃったのは何故だろうと真剣に疑問に思います。
だってクレアを追いつめるものは娘の死じゃなく自分の頭の中に住み着くヴィヴィアンの存在なんだから、娘が死ななくても話は転がる。
それに主人公の娘の死という一大イベントをあんな適当に扱ってしまったらそりゃ盛り上がるものも盛り上がらんて…。

クレアがなぜロックオンされたのかや、ヴィヴィアンとの関係性の説明がないのもちょっと。
同じ予知夢を見られるもの同士というだけのこと?
ヴィヴィアンだけじゃなくクレアの掘り下げまで浅いから、どっちを見ても「どういうことなの!?」と叫びたくなる。

全体的にふわっとした造りで結局何を描きたかったのかが不明瞭。
クレアがヴィヴィアンに振り回されてばかりの受け身体勢だからダメなんだと思う。
クレアとヴィヴィアンの対面を前倒しして、殺人鬼の住処からいかにして逃げ出すかのスリルをメインにすればそれらしくなったのかも。

『夢』というモチーフはどうにでも転がせて便利な反面、転がしているうちに形がいびつになったりくだけたりしやすいから取り扱いに細心の注意が必要なんだけど、この映画はもうモロに扱いを間違っちゃってる感じ。

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TOWER タワー(2012/イギリス)


ロンドン郊外にそびえ立つ巨大なタワーマンション「マーシー・ポイント」。立入禁止となっているそこは、辺り一帯を縄張りとする不良達が子供の頃住んでいた所。ある日、刑務所から出所した彼らに仕事の依頼が舞い込む。それは、ラジオのアンテナをあのマンションの最上階に設置するというものだった。意気揚々とマンションに乗り込むが、中に入ると彼ら以外の何かの気配が…。

原題:COMEDOWN(下降する)

あらすじを読んで何故か幽霊系だと思い込んだまま借りてきてしまいましたが、殺人鬼系のスラッシャーホラーでした。

『フードをかぶった大柄の殺人鬼』というのは今でこそ目新しさはないものの、舞台とはぴったりでかっこいいです。
ただ彼についての設定が絶対的に不足しており、主人公たちは「あいつか!」と納得していますが視聴者には「???」
いくらでも主人公たちとの確執を作り上げられそうな立ち位置にも関わらず、過去話のひとつも無しって、そりゃないわ。
これならいっそ最後まで正体不明の謎の殺人鬼に徹してくれた方がまだ…

しかしながら彼の犯行動機が『可愛がっていたハトを殺されたから』であるところには、鳥飼いとして深く同情の念を覚えます。
後半になると急にオーラが消えて普通のおっさんに戻っちゃうのはご愛嬌。うっかりパンチラもご愛嬌さ。

説明が不足しているのは殺人鬼だけじゃなく、主人公たちに関してもそう。
必要最低限は前半で触れられているので一字一句聞き逃さないように集中していた方がいいですね。
ただ、それでもやっぱり不明瞭な部分が多すぎます。
説明不足といえば、他の奴らは発見次第すぐに殺されていたのに、ヒロインだけ生かして監禁されていた理由がわからない。

全体的にハンパな作りで、ギャング的な人たちを「かっけー!!」と目を輝かせて見られる人でないと面白さを感じないんじゃないかなあと思う。
無人の廃墟マンションも最大限活用されているとは言いがたく、そこも残念です。
大きなマンションを生かした大掛かりな鬼ごっこが見たかった。

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