殺人鬼と宇宙人とうさぎ。

Category Archives: Sf

スキンウォーカー・プロジェクト(2013/アメリカ)

2010年、ユタ州の牧場で奇怪な超常現象が発生。謎の発光体と共に、8歳の少年コディが失踪した。2011年、民間リサーチ企業のMDE社が調査を開始。6人の専門家チームを問題の“スキンウォーカー牧場”に派遣した。その目的は、UFOと超常現象の物的証拠を確保すること。コディの父親ホイトの協力をとりつけたチームは、最新鋭の監視カメラやセンサーを牧場のいたるところに設置し、調査を開始するが…。

原題:Skinwalker Ranch

敵が霊なのか宇宙人なのか怪物なのかすらわからないから、どこに怖さを見いだせばいいのか悩ましい。
はたして作っている側は、自分たちが何を作っているのか理解しているのだろうか? そこからしてすでに謎。

理由も原因もわからないけど、とりあえず超常現象の映像を見られれば満足な人向け。

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DEBUG/ディバグ(2014/カナダ)

外部との連絡を絶った巨大宇宙船に送り込まれた、カイダら若き天才ハッカーたち。システム復旧の任務を開始する彼らだったが、宇宙船の人工知能“アイアム”が突如暴走し、船に閉じ込められてしまう。船内のシステムを支配するアイアムによって、次々に命を落としていくハッカーたち。追いつめられたカイダはプログラム抹消のため電脳世界への侵入を試みるのだったが……果たしてアイアムの真の目的とは! ?カイダたちは生きて宇宙船を脱出することができるのか! ?

原題:DEBUG

全体的にものすごーーく取っ付きにくい。
テンポのよさを追求しようとしてくれているのは伝わりますが、その方法がぎこちないせいで、ところどころ話が飛んでいるかのような印象を受けます。

SFは制作者の独自性が出やすいジャンルにも関わらず世界観の説明がほとんど無く、キャラクターの設定や置かれた立場も表面的な説明のみなのはツライ。
この世界では何が可能で何が不可能なのか、解らないことにはスリルもカタルシスも感じようがない。

なんでヒロインはいきなり電脳世界に入り込んじゃったの? そんなことが出来るって説明なかったじゃん……

人間側がハッカーである設定が生きていない(皆さん特に頭がよろしいようには見えない)、人工知能のそもそもの目的が不明という点も大きなマイナス要素です。
あと、彼らの死に方がまたしょうもないんすわ。
ネズミにびっくりして死亡!とか、バーチャルセックスしようとして死亡!とか。ほんとどうでもいい。

なにもかもが明らかに説明不足なので、おのおのが好き勝手に想像力を巡らせないことにはみじんも面白くない映画。

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エンカウンターズ -侵略-(2014/デンマーク、スウェーデン)

2011年11月18日11時16分。映画監督のアナースとカメラマンのフィヨルドは、俳優のアレクス、女優のヤネを連れてスウェーデン北部へと車を走らせていた。彼らの目的は、ホラー映画「エンカウンターズ」の撮影。だが、撮影場所へと向かう途中の森の中で、道に迷ってしまう。一行は仕方なく森の中でテントを張り、ひと晩を過ごすことになる。辺りも暗くなってきたその時、突然森の奥に赤い光が出現する…。

原題:Encounters

その状況においてもカメラ回すのかよ、というツッコミはこういった作品には野暮だけど、あえて言いたい。
その状況でよく重たいカメラを持ち歩こうと思えるな、と。

この映画の見所はただ一つ、宇宙人の乗り物?的な巨大蜘蛛を思わせる機械。
これがインパクト大なだけに、パッケージで思いっきりネタバレしてしまっているのが残念すぎるー!

人間の複製を作って入れ替わる宇宙人のアイディアは『ボディ・スナッチャー』由来かな。
それに『宇宙戦争』と『ブレアウィッチプロジェクト』を混ぜ合わせたのがこの映画って感じです。

POVという特性上、相手に関する説明や解説が皆無なので、観終わったあとに疑問がいっぱい残るかも。
POVのデメリットばかりが強調されてるから、この内容だと普通に撮った方がよかったんじゃないかと思う。

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ディアトロフ・インシデント(2013/アメリカ、イギリス、ロシア)


旧ソ連時代の1959年。ウラル山脈のディアトロフ峠を、スキーを使用して越えようとした登山グループが遭難する。後にグループ9名全員が遺体となって発見されるが、そのうちの5体は極寒にもかかわらず全裸に近い状態であり、残る4体は舌が失われているなど異様な損傷を受けていた。さらに、身に着けていた衣服からは高濃度の放射能までもが検出された。さまざまな憶測がなされたが、旧ソ連体制の崩壊などで事件は忘れ去られようとしていた。そんな中、5人のアメリカ人学生が事件を調査しようと関係者に取材し……。

原題:THE DYATLOV PASS INCIDENT

「これは実話である」と前置きしたうえでのトンデモSFはアウトです。

雪男って……ワームホールって……テレポーテーションって……
どんな顔して実話ですなんて言ってるのか見てみたいわ!

その辺は100歩譲って目をつむるとしても、これが残念な映画であるという印象は覆らないかな。
一つには、主観映像の使い方を間違えてると思うんです。

POVというのはカメラの持ち主一人が見ている範囲のものしか映せないわけで、非常に視界の狭くなる手法です。
この映画のように最後の最後までコンセプトを伏せたままではただの旅行記に過ぎず、「何かがいる」ことをもっと強調してくれないと自分が何を観ているのかすらわからなくなってしまう。
怪しげな姿や声のチラ見せとか、なんでもいいから。

事実は小説より奇なり……なんて言う通り、この映画よりディアトロフ峠事件そのもののほうがよほど興味をひかれます。

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エヌ氏の遊園地(1985/星新一・著)


31編のショートショートが収録されています。

人質』は強盗犯が子供を盾にして警察を振りきろうとする話で、犯人の芸人歴と露出がどれ程のものかにもよるけど調べればすぐに足がつきそう。

工場の経営に行き詰まったエヌ氏のもとに、不正に火災保険金を手に入れる方法を持ち込んできたセールスマン。エヌ氏はさっそく契約を交わすも案の定……な『波状攻撃』。行くところまで行ったらなにが出てくるのか気になる。

少年による損傷事件の裁判を傍聴したエヌ氏がその判決に陰謀めいたものを感じとる『危険な年代』はタイトルを利用したどんでん返しが鮮やか。

金の儲かる薬を開発したエヌ博士の研究所に強盗が押し入った。強盗は博士が苦心して作り上げた薬を飲み干してしまい……。強盗が純真すぎて笑う『秘薬と用法

商売がたきを絶対に足がつかない方法で始末してくれるという女とエヌ氏を巡る『殺し屋ですのよ』。このオチには驚くやら感心するやらでいちばん初めに読んだときから忘れられない話です。

偶然にも発明した人工の幽霊を使って、金儲けをたくらむ男とその甥っ子を書いた『うらめしや』。二人はさっそく研究室を改装して本格的なお化け屋敷を作り上げた。外には噂を聞きつけた人々の長蛇の列、準備は万端と思われたが……幽霊がかわいいオチ。

夢の中の部屋に自分が欲しいものが次々現れるという『欲望の城』はバッドエンドが回避不可能なだけに怖すぎる。
私なら手芸用品で窒息死が一番ありそう。
欲しいと思ったものならなんでも(生き物でも)出てくるというならもっとすごい惨劇がきっと……。猫にうもれて圧死とか小鳥まんじゅうで熱死とか。

エヌ氏が古本屋で買ってきた一冊の本。いかにも怪しげなその本には魔法を起こすための手ほどきが綴られており、エヌ氏はさっそく必要な道具を集めに出かける。そんな『よごれている本』。
捧げ物の質を求めるのはごもっともだけど、ラテン語が完璧に読み書きできる知性をもち、そのうえ好奇心と行動力を備えた上物だけを狙うのはあまりにも非効率なような……
特にラテン語なんて年月が経てば経つほど習得者が減っていくばかりなんだから。次に呼び出されるのは何年、何十年後?

二人の泥棒が逃げ込んだとある列車での話、『逃走の道』。
深夜のレールを超特急で駆け抜ける車内のその異様な光景を想像すると寒気が走る。そして列車はもっと恐ろしい終焉に向けて走り続ける…

クリスマス・イブの出来事』。クリスマスに町に降り立ったサンタクロースを題材とした話には他に『ある夜の物語』がありますが、こちらは世知辛い話。

江戸の幽霊から電話がかかってくる『依頼』。
ぐれた科学者もどんどんこの世を去っているいま、もはや霊の世界は人間の世界より進歩しているという設定に深く納得させられた。
それにしても、いくら偽金とは言っても江戸時代に作られたものならそれはそれで価値がありそうな気も。

飛行機の墜落事故に巻き込まれる夢を幾度となく見てきたエヌ氏。夢のお告げと同じ13日の金曜日、彼は上司から出張の同行を頼まれた。それには飛行機に乗らなければならず……。
夢と対策』。ここまでくると、地下にこもったとしても安全だとは思えない……ファイナルデスティネーション的に考えて。

夕ぐれの車』は二人の男が資産家の子供の誘拐を企てる犯罪もの……と思いきや全く予期しない方向へと話が転がっていく面白い内容。スカッとするわけでも感動するわけでもないけど、不思議な余韻が残る。

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95:TIME(2012/アメリカ)


FBIエージェントのサリーは、超常現象を含む未解決事件の捜査に躍起になっていた。それは科学者であった彼女の夫が失踪した事件でもあった。その事件について彼女は、時間の流れの異常が関わっていると感じていた。なぜなら、彼女はある特殊能力、“時間を巻き戻す力”をもっていたからであった。彼女は目の前で起きた出来事を、時間を巻き戻し、やり直すことができるのだった。捜査を続けるうちに彼女は、いなくなった夫のゴーストのような存在を目にするようになった。一方で、彼女自身には、ある恐ろしい危機が迫っていた。遠い未来で起きる戦争に彼女の持つ能力が大きくかかわっているために、過去を書き換えようとタイムスリップしてきた者達が彼女の命を狙っていたのであった。事件の真相に迫っていく彼女に、時間を操る者達の影が迫っていた……。

原題:95ERS: TIME RUNNERS

設定のスケールと、演出の地味さが釣り合っていないように思う。
ある程度自分で頭を使って背景を補完しないと完全に置いてけぼりにされます。

設定自体は面白いんだけど、その面白さを引き出すには予算を始めとしていろいろなものが足りなかったんでしょうね。
(時間の流れや平行世界の存在を、理論ではなくグラフィックで目視的に確認できるところも面白かった)
万全の体勢で作られたこの映画を観たかった!と思わせるだけの土台は出来上がってただけに、心から残念です。

だから仕方ないと言えば仕方ないんだけど、疑問の残る部分が多い展開と幕引きでした。
めでたしめでたしの雰囲気だけでごり押しされてるのが余計に「うーん?」て感じ。
特に敵との決着がつかないまま終わってしまうのがスッキリしない。シリーズ化するつもりだったのか、それとも実際にされてるんでしょうか。

でも少なくともニコラス・ケイジ主演の『NEXT』よりは視聴者に対して誠実であり、そこがこの作品の好きなところでもあります。

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かぼちゃの馬車(1983/星新一・著)


28編のショートショートが収録されています。

なるほど』はとある家に押し入り、家財を壊してまわったあげく火まで放った犯人が、裁判所で「自分は宇宙人である」と証言したために世間が混乱する話。このオチにはまさになるほどと唸った。

とある老人が死に、通夜のあと生き返る『厳粛な儀式』。友人、淡々としすぎ。ブラックユーモアが好きです。

外見
のちのレポゼッション・メンである。

いい話かと思わせておいてゾワッとさせてくれる『』。植物は人間に利用されているのではなく、人間を利用して繁栄しているのだという説があるけどまったくその通り。

自分の家に強盗に入る計画を立てた泥棒と、それを知らない四人の仲間の行く末を書いた『七人の犯罪者』。
はた迷惑な負のスパイラル。この制度は辺りが犯罪者だらけになりそう。

完璧な個人識別装置をめぐる話、『確認』。
『番号をどうぞ』とちょっと似てるかな。オチは違うけど。

会員同士の繋がりを瞬時に探しだして話題のきっかけを提供してくれるという『ナンバー・クラブ』。確かに便利だけど、そんな中毒になるほどのもの!?
「この間ギリシャに行ったよ」
「ふうん。ぼくは行ったことないな」
から話題を展開できないのは明らかな本人の怠惰を感じる。同じ話題を持つもの同士でしか喋りたくなくて、努力を放り出してるみたいで寂しいですね。
利便性を追求した機械が人と人との間に割り込んだ結果、人間本来の思考力が衰えるという点で『確認』と通じる部分がある。

うってかわって脱力系オチの『若返り』は分かってても笑っちゃう。

二ヶ所を一度にどんでん返す、華麗な匠の技が光る『処刑場』はすかっとする読後感。

質問と指示』は多額の借金を抱えた不運な男のもとへ妖精がやって来る話。ところがこの妖精、自分が何をつかさどる存在なのか自分でもわからないと言います。
これじゃ何を頼めばいいのかと男はこの妖精を大いにもて余してしまうわけだけど、きっと私も同じ末路を辿るだろうな…。
私も男と同じように、質問ばかりを繰り返してしまいそう。ここでびしっと行動できる人だったら最初から妖精なんかいなくてもうまく生きていけるんだろう。

最後の台詞にびっくりした『悪魔の椅子』。星さんがここまでストレートな物言いをするのは珍しい……!?

治療後の経過
のちのSTAP細胞である。

憐れさを誘うほど醜い女がとある美的変化サービスを受ける『かぼちゃの馬車
変身前の彼女をシンデレラでもガラスの靴でもネズミでさえなく、かぼちゃに例えるところが容赦ない。

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運命のボタン(リチャード・マシスン著)


・運命のボタン

ある日ノーマとアーサー夫妻のもとに届いた質素な箱。送り主の紳士は、その箱のボタンを押すと世界のどこかの見知らぬ誰かが死に、報酬としてボタンを押した人には5万ドルが支払われるのだと説明した。その日からノーマは箱の事しか考えられなくなり……

同名の映画の原作ですが、大まかな設定以外は別物。
突き放したような淡々とした筆致は人物の心を読ませない。ノーマとアーサーのパーソナリティを掴ませない。そしてそのことこそが、オチに力を与えているのです。

・針

憎きテレーゼを亡きものにするために、ミリセントはブードゥーの呪いを実践することにした。彼女はテレーゼの切った爪と毛髪を集めて人形に仕込んだ。そしてとうとう、人形の心臓に針を刺した――

大好物のどんでん返し系の話。
ミリセントは自分とテレーゼの本当の関係に気づいてたのかな……?
呪いは精神にではなく肉体に直接及ぶのだと言う話。

・チャンネル・ゼロ

1954年1月、一人の少年の調書が取られた。レコーダーに向かって少年は昨晩の出来事を語り始める。不安に震え、言葉をつまらせながら……

レオが踏みつけた『油みたいにぬるぬるした、温かいグリスみたいなもの』が血だとしたら、両親は少なくとも一時間前には死んでいたという事実と相反する。
でもレオはそれを血だとは明言してないから、もしかしたら何か別の液体なのかもしれない…!?
なんて、隅々まで想像を掻き立てられるホラー小説でした。

読者が調書の録音されたテープを再生して聞いているという設定上、地の文なしで進む話なのですが、それでも自然と恐ろしい情景が頭に浮かんでくるから不思議。
これが発表された1951年はテレビがまだそれほど一般に普及していなかったことを念頭に読むと、よりうすら寒い感覚を味わえるかと思います。

戸口に立つ少女

ある日、彼女が夕食をつくっていると、ドアにかすかなノックの音がした。表には白い絹のドレス姿の少女が一人。少女はにっこりと微笑むと、尋ねた。「おばちゃまの家の子と遊んでいいですか?」それが“死”のはじまりだった――

ゆっくりと、でも確実に忍び寄る“嫌な予感”がいい。
それがとうとう形を成した瞬間はカタルシスを覚えるほど。
ところで、この話の邦題は『戸口に立つ少女』ですが原題は『戸口を叩く少女(Little Girl Knocking on My Door)』です。
かたやなにかが起こりそうな予感をさせ、かたやすでに起こっている…日本人とアメリカ人の恐怖を感じるポイントの微妙なずれを実感しませんか?

子犬

シングルマザーのサラがこの世の何より溺愛しているもの、それは息子のデイヴィー。デイヴィーは泣き虫で、甘えん坊で、繊細ないとおしい男の子だった。そんなある晩のこと、サラのアパートに白い子犬が迷い込んできて……

この本で一番胸糞悪い話。
後味の悪いオチだからってのももちろんあるけど、単純にデイヴィーがぐずぐず言ってばかりのやかましいガキで、サラが所有欲でどろどろの粘着女だからというのが大きい。
そんなほのめかしはどこにもないのに、近親相姦の気持ち悪さを感じる。

サラが子犬を飼うのをかたくなに拒み続けたのには、経済力以外の理由があると思う。たとえばデイヴィーを他の誰かに取られるのが気に食わないから、とか。
あるいはサラにとってはデイヴィーこそが自分のかわいい愛玩動物だから、他のペットなんて目障りなだけだったのかもしれない(そりゃ一度人間を支配することを覚えちゃったら、もう他の動物なんて興味持てないよね)。
親子が最終的にどうなったのか不明なまま終わるだけに、子犬の正体についてさまざまな解釈ができるのが面白い。

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THE 4TH KIND フォースカインド(2009/アメリカ)


アラスカ州ノーム。不眠者数300人以上。行方不明者数アラスカ州最多―――。アラスカ州北部の町ノームでは、これまで多数の住民が行方不明になってきた。2000年10月、ノーム在住の心理学者アビゲイル・タイラー博士のもとに、不眠症を訴える住民が次々に訪れる。不審に思ったタイラー博士は、催眠療法で彼らが眠れない理由を解明しようとした。そしてそこでカメラが捕えたのは、これまで誰も目にしたことのない映像だった……。60年代以降FBIによる訪問が2000回を超えるというノーム。この映画は、65時間以上に渡る記録映像及び音声の抜粋と、その再現映像とで構成されている。なお、記録映像の一部には、かなり衝撃的な映像が含まれる。

原題:The Fourth Kind

実話風のモキュメンタリーとしては他に類を見ないほど小技が効いていて、あたかも本物のように見えます。
そのアイディアこそ面白いのですが、対して脚本が大雑把なのがせっかくの演出を削いでいるように思う。

宇宙人の存在をすんなりと信じる人や懐疑的ながらも揺れ動く人がいる一方で、一連の事件をあくまでも科学的に検証しようとする人物もいるはずで、そう言った側面の視点がもっと欲しかった。
信じるか信じないかはあなた次第――と言うわりには視点が偏りすぎに感じます。

また、そもそものコンセプトがどっち付かずなのも観ていて落ち着きません。
宇宙人の仕業に見えて実はすべてが博士の妄想だったということにしたいのか、逆に妄想と思わせての超常的な話に持っていきたいのか…。
一つの映像作品として中途半端が否めない。

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エイリアン 虚空の影(ティム・レボン著)


宇宙貨物船ノストロモ号の惨劇から37年……。鉱石採掘船マリオン号は、地球からはるかに離れた惑星LIV178の上空で軌道を回っていた。ある日、輸送艇サムソン号とデリラ号が、惑星からマリオン号へと緊急発進する。デリラ号では、座席に縛り付けられた鉱夫たちの胸が内側から突き破られ、異様な生物が現れて人間を襲う。パニックに陥った艇はマリオン号に激突、母船は甚大な被害を受けた上に、軌道から外れて徐々に落下していく。大気圏に達して燃えつきるまでの推定期間は約3ヶ月。一方サムソン号は自動操縦で到着するが、乗組員は全員死亡、船内に隔離された4匹の生物は急成長を遂げる。マリオン号の生存者たちと謎の生物の間でにらみ合いが続き、有効な脱出計画も見出せないまま、大気圏まであと数日となった頃、一艘の救命艇が漂着する。中にいたのは、冷凍睡眠中のひとりの女性と一匹の猫。これまでの出来事は、新たな“悪夢”の序章にすぎなかった……。


いろんな心配をよそにストンとまとまった良作でした。
なんとなく、「作者が煮詰めたいところはもっと他にあったのかもしれない」…という思いがよぎったりもしましたが…(特に後半)。
商業の限界と作者の希望の間に齟齬があったのかな…ここは本当はこういう風にしたかったんだけど妥協したんだろうな…とか、いや全く根拠はないんですけど!そう感じられる部分が無くもない。
でもそのおかげでコアなファンじゃなくても十分楽しめるし、オリジナルなSF物語としても読める仕上がりになってると思う。

ゼノモーフ好きとしては彼女ら(彼ら?)の外見の描写がもっとねちっこく詳しい方がハァハァできたのですが、そこは想像におまかせということなのかとてもあっさり。
私はウォーリアー系を想像しながら読んでました。

対決シーンもやや薄味です。
あえて細分化するなら2や4のファンには物足りなくて、1や3のファンならうんうんって頷けるかもしれない。

そんな中でなによりの収穫は成長途中の女王陛下が拝める点!
わりかりしサラッと流された感ありますがそれでもちび女王陛下のセクシーキュートっぷりは十分伝わってきて大興奮でした。
すぐに倒されてしまうのは……喧嘩を売った相手がリプリーさんだったのが悪かった。これは仕方ない。

この流れで誰かエイリアン4のその後とか書いてくれないかな?

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