殺人鬼と宇宙人とうさぎ。

SAW.ZERO(2005/カナダ)

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三流タブロイド紙記者のフラヴィエンは、編集長の命令で、失踪者が続出しているという田舎町に取材に赴く。そこは、排他的で奇妙な雰囲気の漂う街だった。そして、到着した晩に同行していた相棒が行方不明に。しかし、住民は誰一人として口を開かない。街には、決して語れない秘密があったのだ。やがて、謎の一つ一つが暴かれ、恐ろしくも悲しい真実が明かされていく…

原題:Saints-Martyrs-des-Damnes(永劫の殉教者、呪われた殉教者)

もちろんSAWシリーズとはなんの関係もない。
哲学的で回りくどくて湿度の高い、好みの別れそうな映画です。

ある小さな田舎町で頻発している神隠しの謎を記事にするべく取材に赴いた主人公。
うらぶれた宿にチェックインを済ませ、夜中の街に繰り出すと住民は一癖も二癖もありそうな人物ばかり。
しかもあちこちで花嫁の幽霊が意味深に現れては消えを繰り返して非常ーーに邪魔。

げんなりして宿に戻れば戻ったで「予約がありません。どちら様?」と追い出されそうになり、受け付けの対応をしてくれたはずの姉妹の姿はどこにもないばかりか二人ともすでに死んでいると告げられる始末。
でも実は姉妹は生きていて、姉の方の息子は主人公にそっくりで…
しかも主人公は30年前に死んだ花嫁(メラニー)の夫に瓜二つだそうだし、メラニーは宿屋の女主人の若い頃に生き写しだったという。

という、なんだかよくわからない設定にクエスチョンマークだけが増えていく。
それも惹き付けられる感じの謎じゃなくて「これ風呂敷たためるの?」と心配になってしまう感じの…

しかもそっからオカルトに帰着してしまうとは。
オカルトは好きだけど『考えるのめんどくさいから超自然現象のせいにしちゃえば良いや☆」みたいなノリはズルいと思う。
せめて最初に原題をチェックしていれば…

最期は物悲しい幕引きですが、いくらクローン人間だからって年齢も違えば住んでる場所も違うんだから別に支障はないような?というか、主人公がああいう決断に踏み込む必然性を感じないような?何となく引っかかりが残ります。

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ファントム(1998/アメリカ)

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コロラド州の美しい町スノーフィールド。この平和な町の400人の住民がある日、一瞬にして消滅した。スキー旅行から帰ってきた美人姉妹のジェニーとリサはそこで、つい先ほどまで生活していたらしい痕跡とおぞましい死体、人体の一部を発見する……。


序盤はとにかく訳のわからないことだらけで、しかも雰囲気がいいので引き込まれます。
死因の掴めない死体や生者のいない町にけたたましく響き渡るサイレンやアラーム、密室に残された謎めいたメッセージなどなど。
これらの現象を引き起こしているのが“何”なのか? わからないうちは怖いんですが、敵の正体であるクリーチャーが前面に出てきてからは「まあ、こんなもんか…」と少々のトーンダウンが否めないのが残念。

前半で早々に主要な登場人物3名だけになってしまって、ここから誰も死にそうにないしどうするんだろー?と思いきやいい感じに死体要員が補充されるという親切仕様もありつつ…の後半戦突入からは完全によくある賑やかなモンスターホラーになってしまいます。
当時ならいざ知らず、今更目新しさはないですね。とはいえ前半と後半でまったく空気が異なるというのも面白くてイイ。
雰囲気はいいし丁寧に作り込んである作品であるにもかかわらずなぜかB級ホラー臭漂っておりますが、この作品に関してはそのチープさがプラスに働いていると思う。

クリーチャー系であることを念頭に置いて観ればそれほどがっかりすることもなく、そこそこ楽しめる作品ではないかと思います。

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キャビン・フィーバー(2002/アメリカ)

キャビン・フィーバー スペシャル・エディション [DVD]
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森のキャビンでパーティーに興じていた5人の若者たち。しかし、彼らの楽しい時間は、血だらけの男の乱入で一変する。


展開だけを見ればベッタベタで平凡な映画ながらも、この映画はストーリーよりもそのはじけっぷりを見るべき作品かなと思います。タイトル通りフィーバーしまくってます。
全体的にはネタっぽい映画ながらもゴア描写はしっかり目なので苦手な方は注意。

( ゜∀゜)<パンケェェエエエエエエエキ!! と叫びながら飛びかかってくる少年が一番インパクトあった。

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トゥルーライズ(1994/アメリカ)

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原子力物理学の博士号を習得し、あらゆるハイテク武器の扱いを身に付けている超エリート諜報員ハリー・タスカー。表向きはコンピュータのセールスマンと偽り、家では不器用でうまく立ち回れないダメ亭主、年頃の娘も言うことを聞いてくれない。そんなハリーが立ち向かう敵は核ミサイル4基を武装した恐怖のテロ集団。地球と家族を救うべく自らの生身の肉体を酷使して、究極ギリギリ壮絶なる戦いを繰り広げることになったハリーだが……!


シュワちゃん演じるハリーがカッコイイのは当然として、その合間にちょこちょこ見え隠れする『フツーの男』っぷりに思わずなごみ。
年頃の娘にとってはむしろちょっとダメなお父さんっていうギャップがイイ。
愛する妻の不倫疑惑にもひたすらおろおろ、イライラ、やきもきで笑っちゃう。
が、ひとたび仕事モードになればエンジン全開!
颯爽と馬を駆りテロリストを負う姿には仲間も「何だあれ…( ゚д゚ )」とこぼす始末w


「お前、本物の戦闘機なんて10年は扱ってないだろ!?」
「もしぶっ壊したら給料から引いといてくれ」
軽快なやり取りが多いこの映画で、一番のお気に入りがコレ。
ハリー・タスカーという直進型なキャラクターが一番よく現れているのではないかと思います。


しかしジェイミー・リー・カーティスはいい身体してらっしゃるわ…
私の好みから言うとちょっと下半身が薄いのですが眼福でございました。

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ミスト(2007/アメリカ)

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のどかな田舎町を襲った激しい嵐の翌日、デヴィッドは湖の向こう岸に発生した異様に深い霧に懸念を抱きながら息子と共にスーパーマーケットへ買い出しに出掛けた。するとやはり、その濃い霧は間もなく買い物客でごった返すマーケットに迫り、ついには町全体を飲み込むように覆っていく。

原題:THE MIST

言わずと知れたどん底映画。
けど私としては、救いのないラストよりも宗教かぶれのおばさんの方がよほど怖かった。
もーほんとにうっとうしいことこの上ないキャラクターなんだけど(主人公たちが店を出て行くシーンでは心底「ざまあみろ!」と思ったくらい)、受け入れがたい現実を聖書に絡めることで目を背け続ける姿に『キャリー』の母親と同じ哀れさも感じます。
信仰を押し付けることなく自分と信者たちの間だけで祈っていればよかったのに。
そうしたら主人公たちは誰も殺す必要なんてなかったし、信者たちもよりどころを失くすことなくいられたのにね。

この映画の着眼点がパニック状態における人間の酷さや脆さであることは違いないですが、かといってクリーチャーに手抜かりがあるわけではありません。
クリーチャーが古くさい、安っぽいと感じたなら、それはむしろ監督の意図通り。
この映画のコレクターズエディションに本編をモノクロ加工したものが収録されていることからも分かる通り、監督はそういうレトロなクリーチャー映画を作りたかったということだから。
CGなんか無い時代の、真っ向勝負な恐怖。モノクロ版はカラー版とは違った得体の知れない恐怖を感じられます、こちらもオススメ。

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GAME ゲーム(2007/アメリカ)

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砂漠の真ん中にあるという呪われた家。先祖がその家の持ち主であったゼインとレネは、楽しくセクシーな週末をその家で過ごそうと仲間たちを誘う。しかしゼインの本当の目的は、その家に隠されているという財産を探し出すことだった。ただ彼は知らなかった、その家ではある女性が夫の手によって生き埋めにされていたことを。そしてその女の霊は、それから16年後に見事夫への復讐を果たしたことを。その霊は未だ血を求めてさまよっている…。


なんと清々しいSAW便乗でしょう。しかもしっかりトビン・ベルが出てるところが憎い(笑
が、お察しの通り内容はSAWシリーズにかすりもしていない幽霊モノで、トビン・ベルも後半になってお亡くなりになります。
そもそも大した活躍もなく、役柄にも魅力がない(下品なただのチンピラって感じ)ので彼のファンにはおすすめいたしかねる。
そもそも何一つ『ゲーム』ではありません。登場人物が本筋に関係ない命令ゲームやって遊んでるくらい?

舞台はゼインとレネの曾祖父が建てた家。彼は金塊を掘り当てて財を築いたが、そのすべてをどこかに隠したまま他界した。
二人(とその仲間たち)はその隠し財産を見つけるために屋敷にやってきた。
ただ、曾祖父が金塊を手に入れた方法にはいろいろと後ろ暗いエピソードがあるようで…。

登場人物が見事にアホとバカとビッチばかり。
特に主人公のルネがうざいことうざいこと。
そう言う意味でも彼女(とゼイン)の末路は「ざまあwww」ってなもんですよ。

亡霊さんの殺戮方法は 斧でスパァン! 一辺倒なんですけど、このスパァン!具合が気持ちいいw
なんでそんな綺麗にまっぷたつになるのー

ところでこのストーリー設定、素人目から見ても特に難しいこともなく風呂敷を広げやすいと思うんだけど、にもかかわらずこの映画は起承転結がめちゃくちゃ!
どうしてこうなった!?って言いたいです…。
亡霊に追いつめられて行く恐怖もなく、ひたすらキャラクターがわめきちらしているだけの90分はそりゃあもう長い。苦行かってレベル。

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●REC/レック(2007/スペイン)

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2007年。スペイン、バルセロナ郊外。ローカルTV局の若い女性レポーター、アンヘラはカメラマンと共に消防隊の密着取材をしていた。深夜、老婆の叫び声を聞いたという通報を受けて現場アパートに急行すると、そこにはこの世の者とは思えぬ老婆の姿があった……。その後、突如、封鎖されるアパート。その中で拡がり出す、“ある病原菌”。閉ざされた空間で、究極の恐怖に直面することとなった人々には、隠れ、逃れ、必死に生き残ろうとする以外、術がなかった。明らかになっていく謎、それに続く恐怖の出来事を克明にカメラはとらえ続ける。女性レポーターとカメラマンが最後の一瞬まで記録しようとしたもの。それは、逃げ場のない、戦慄の事実だった……。


訳も解らず狭いアパートに閉じ込められる混乱。
半狂乱になって襲いかかってくる老女。
噛み付かれて息絶える者、増え続ける感染者。
畳み掛けるような展開に加え、そこに『空き家のままの最上階の謎』がうまく絡み合って最後まで飽きさせない。

ゾンビ映画の多くが重視している『終末感』とはまた違った空気感を持つ映画で、こういうアプローチもあるのか!と感心。
もともと密室サスペンス系が好きなこともあって尚のこと魅力的に感じます。

●RECの成功を招いたのは何だったのか。
ロマンスや感動などの不純物を一切入れないという判断じゃないかと、私は思う。
カメラのレンズを満たすのは絶望ばかり。
折り重なる絶望の底へ、底へ、もっと底へと人物を叩き落とす容赦のなさにひたすら不安感を煽られる。

ただ、何がなんだか分からないままパニックが進んで何が何だか分からないまま終わってしまう…そんな消化不良感は否めない。
読後感はあまり良くないかもしれません。

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フィースト(2006/アメリカ)

フィースト アンレイテッド・バージョン [DVD]
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テキサス州の荒野にあるバーは、いつものように常連客であふれていた。そこへ突然ショットガンを持った男が現れ、店を封鎖するように命じた。その男は正体不明の怪物に襲われて命からがら逃げてきたのだった。


最高にバカなのに何故かかっこいい、絶妙のバランス感覚が素晴らしい。
こういうフラグバキバキっぷり好きよ。数秒目を離したスキに誰か死んでるくらいのめちゃくちゃなスピード感も。
登場人物は一人残らずいいキャラしてるけど、その中でも特にハニーパイが好きやー。

ストーリーは恐ろしく単純明快で、

深夜の酒場に怪物来る

その怪物の子供が中に侵入&大暴れ

なんとか仕留めるも犠牲者多数

残った人たち、なんとか酒場から脱出しようと策を練る

バカ「殺した子供見せつけて怪物びびらせようぜww」

怪物逆上、ますますやばいことに…

どうする人間!

これをひたすらエロとグロとゲロだけで押し切る。
もう作り尽くされた感のあるジャンルですが、フィーストはそれを逆手に取った上手い作品。
先人たちが作り上げた『お約束』をしっかり踏襲しつつそれを裏切る展開を盛り込むことによって斬新な作品へと生まれ変わらせています。

ものすごく好き嫌いが別れると思うので、まずはレンタルからおすすめ。

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